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旦那さん用 ヴィーガン弁当日記1/時短という言葉について

最初に記しておこうと思う
旦那さんは ヴィーガンでもベジタリアンでも 肉食でもなんでもない
うまいものなら なんでもいい
食べることが大好きな人だ

これはわたしの挑戦でもある
お肉を焼いて入れるだけでは 彼は満足しないだろう
愛情込めて焼いたらまた変わるだろうが、いまの私にはそれはできない
愛情込めて 野菜たちを仕込んでいくだけだ


さて、今朝は久し振りにお弁当を作った
お弁当を作る
わたしのなかでお弁当を作るのはとても楽しいことだ
お昼 、おなかが空いて 蓋をあける瞬間がたまらない
その一瞬のために、
どれだけ愛情込めて かつ見栄え良く収められるか
彩りはひとつの味付けといっても言い過ぎではない

今朝は おかず3品と梅干し
車麩のカツ
人参のクミン炒め
茹でトウモロコシ

緑のものをなにか入れられなかったことが悔やまれる
だいたいこれくらいなら1時間と少しで出来上がる
お弁当を作りながら 土鍋でご飯を炊き、朝ごはんのお餅も隣で焼きはじめる


お弁当作りは要領がとても大切だと思う
テンポよく、あれをやりながらこれをやる
そんなコロコロと動くのが楽しいのだ

5分ずつかかることを同時にすると、その5分を10分ぶん、生きた気がする
5分は5分だ
しかし私たちは時間にコントロールされる必要はない
5分を 10分にだって20分にだって濃く生きることができる

かといって “時短” という言葉は好きではない
手間は省けばいいというものではない
一手間 ひと手間、どんどん慣れていけばなんてことはないのに
その上達する機会を あの言葉は奪っている
続けていくか、適当に放ってしまうか
そういう選択が私たちを支えている
苦しいとき、踏ん張らなければならないとき
電子レンジは助けてくれない



わたしはレシピを書くよりも 要領を書いていきたいと思う
いま使っているコンロは3口のガス火
ガス火 万歳
本当は直火、おくどさんに憧れている


1)昨日 切り干し大根の出しをとってあったので、そこに水、醤油、みりんを注ぎ 車麩を浸しておく(4個使った)*お弁当用なので 味は気持ち濃いめにする
2)その間に 人参の千切りを始め、半分を切り終えたくらいにフライパンに油を多めに注ぎ、少し温まったらクミンを入れ、弱火で香りをじっくり出しておく
3)人参を全て切り終えたら クミンから香りが出ているのを確認して、弱めの中火で炒めはじめる *ゆっくり火をいれていくと人参はとても甘くなる*蒸し炒めにするのもいい
4)輪っかのままで浸しておいた車麩を半分に切る *浸す前に切ると、欠けてしまってもったいない *より浸みやすくなる気がする
5)トウモロコシを茹でる大きい鍋に水と塩を入れ 沸かし始める *蓋をしておくと 早く沸く
6)人参の面倒を時々みる *油が多めなので焦げにくく、蒸し炒めにしているのならなおのこと、少しばかり放っておいても大丈夫
7) 全粒粉を水で溶く *パスタに丁度いいくらいの 少し高さのある平たいお皿が丁度いい
8)パン粉も用意する*ボウルかどんぶりもののお皿が丁度いい
    *あとから 足りない、まだもう少し足りない、と継ぎ足していると手間がかかるので水溶き全粒粉もパン粉も気持ち多めに出してしまう *残ったら混ぜて、おやきにすればいい
9)お湯が沸いていたら、トウモロコシを茹で始める
10) 車麩を水溶き全粒粉、次にパン粉をまぶし カツを作っていく
11)もう人参は出来上がった頃だ、火からおろしてく
12)空いたコンロでお餅を焼きはじめる
13)カツを揚げはじめる *揚げ物をしているときは あまり同時進行でなにかをしない方がいい、気持ちが焦ってくるし 焦げたら悲しい
14)トウモロコシをお湯から上げ、さましておく*茹で汁はとっておく*我が家は食器用洗剤は使っていない、今日の油よごれは この茹で汁で洗えばキュキュッとなる
15)さぁ、お楽しみの盛り付けをしよう*朝食のコーヒーのため お湯を沸かしはじめる *我が家は穀物コーヒーがお気に入り、チコリが特にオススメだ




さて!朝ごはんです〜!
旦那さんは久しぶりの仕事だ
彼も みんなも 私も、ステキな一日になりますように!




















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