台風19号のボランティアを経験して変わった事
ご覧頂きありがとうございます。
今回は、台風19号のボランティアを経験して変わった事について書きたいと思います
台風19号により地元の街が被災しました。
幸い自宅には被害はありませんでしたが、昔から知っている場所、よく利用していた場所が被災し、助けに行かないと行けないと思いました。
早速ボランティアに参加しました。
内容は、被災した方の家に行き、濡れてしまった物を外に運び出したり、家の中を拭いたりするなどの作業です。
被害の状況は、床上30cm浸水してしまった家が多かったです。
家の中から濡れてしまった物を出す作業をしていると、押入れから物が出てくるんですが、それが濡れてしまっていて重く大変でした。
また、泥水に濡れている事から匂いや、汚れが大変でした。
被災してしまった方がその場で要る物、要らない物の判断をしていたりして作業がスムーズに進まない事もありました。
濡れてしまったものはゴミとなり、軽トラックにのせ、指定場所に集めました。
指定場所には大量の被災ゴミが集りました。
私がボランティアを通して感じた事が2つあります。
1. 今後自宅が被害に遭う可能性が非常に高い
2. 家の片付けをしよう
この様な天災は今後もあるだろう、だからその対策を今からしなくてはいけない。
被害にあったときには、もしかしたらボランティアの方のお世話になるかもしれない、だから今のうちに家の片付けをしようと思いました。
泥水で濡れたり、壊れてしまってからの片付けは普段の倍以上に大変になることを身をもって経験したからです。
翌日から家の片付けを開始しました。
始めは、ボランティアの時と同様、家の周りにあった物を片付け始めました。
始めてみて思いました。
ウチにはとんでもない量のゴミがある
なぜ大量のゴミがあったのか
- それは、家を建ててから物をため込むだけで片付けをしなかった家だったから
- 趣味で農作業をしていたから
- 物置が幾つもあったからです
昔は農作業をしていたので、畑で使う棒やクワ、肥料、消毒の薬剤など色んなものが大量にありました。
そしてそれらは物置にありました。
物置は気をつけていないと、とても多くのゴミをため込んでしまいます。
なぜなら、一時保管の場所に最適だからです。
尚且つ、物置に入れておけば一見、家の周りがスッキリ見えるからです。
なので、ウチの物置は足の踏み場が無いほど、物に溢れていました。
ボランティアに参加して見え方に変化があったから良かったものの、その環境で育ってきて、物に溢れている状態が異常だと気づけませんでした。
作業を開始し、棒は紐でまとめて一箇所にまとめたり、くわは先端が金属なのでノコギリで切って燃えるゴミと不燃ごみに分けたり、
肥料は家の畑に捨てたりなど毎日毎日少しづつ物を減らしていきました。
しかし、問題が起きました。
ゴミ袋が足りない
ゴミ袋は一年毎、市から指定のチケットが配られて、その枚数分のゴミ袋しか買う事が出来ません。
なるべくゴミの排出を抑える取組をしているからです。
毎日ゴミを袋に入れては捨ててを繰り返して行くと、当然ゴミ袋が足りなくなってきます。
家が建ってから約40年経過、40年分のゴミの量はとんでもないです。
例えば、不燃ゴミは月に一度しかないので、一度に60袋まとめて捨てに行ったこともありました。
車に乗せて何往復もしまして朝から疲れました。
近所の家や友達、親戚からゴミ袋を譲って頂き、ゴミを詰めて、捨てるを何度も繰り返していきました。
それでも足りなくて、市で追加のゴミ袋のチケットを購入しました。
50枚買う権利で5500円掛かりました。
かなり高額です。
そしてまた、壁にぶつかりました。
今度は、
ゴミ袋に入らないものの捨て方がわからない
大きいブロックや4、5メートルある棒、トラクターなどゴミ袋に入らない物はどう処理していいかわかりませんでした。
量もかなりあるため、業者の力を借りることにしました。
市が指定している業者に連絡し、大型のゴミを引き取ってもらいました×3回。
総量は2トン車が6回往復したのでおそらく12トンほど、総額30万円かかりました。
ゴミの為に30万円支払うのは仕方ないことですが、出来れば違った30万円の使い方をしたかった。
今は物置がかなりスッキリしました。
しかしまだゴミはあります。
完全には終わっていません。
まとめ.ゴミを捨てる時間はとてももったいない
エネルギーも使います。
お金も使います。
将来自分の家族が苦労しない様に、物を少なくして生活をして行こうと強く思いました。
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