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人生初の長期間TRPG

クトゥルフ神話TRPG 東京四凶

 小生がTRPGというものに出会ったのは、今からおおよそ五年ほど前だろうか。当時ゲーム実況者として活動しながら、次の企画を考えている最中だった。偶然Youtubeで見つけたクトゥルフ神話TRPGというタイトルに目が留まり、リプレイ動画というものを見始めたのが始まりだ。
 クトゥルフ神話TRPGとは、かつてコズミックホラーというジャンルにて一世を風靡した小説家、ラブクラフトの作り出した仮想の神話、クトゥルフ神話を根底に宿すゲームである。
 ゲームと言っても、特にこれと言って機材が必要だったりはしない。紙とペンがあればそれで事足りる簡単なゲームだ。
 TRPGとは、テーブルトークロールプレイングゲームの略称で、その名の通りテーブルを囲ってお喋りを介しストーリーを追体験するタイプのゲームだ。個人的には、台本の定まっていないお芝居だと思っている。プロレスに近いかもしれない。
 ある程度の台本、おおよそのエンディングは決められているが、そこに至るまでの経緯や方法、プレイヤーの行動などは全て自由。コンピューターゲームであれば、定められた手順に従って謎を解く必要がある。ところがTRPGにおいては、無理やり鍵を壊して突入したり、そもそも全然関係のない場所へ遊びに行ったりしても問題の無いシステムになっている。
 まぁ、やりすぎると怒られるが。
 そんなTRPGに出会った小生は、不定期ながらに短い作品をこなすようになっていた。アマチュアもアマチュア、定石なども未だに理解していない初心者ではあるが、特にここ一年にいたってはかなりの数作品をこなしたと思う。
 そんな中、友人に誘われる形で新しい作品に挑戦することとなった。それが東京四凶である。
 これまで小生が経験したことのあるTRPGは、どんなに長くても四時間ちょっとで終了していた。しかし、今回ばかりは違った。完走しきるのに、おおよそ一週間かかるというのだ。
 そんなに長いゲーム、やったことないよ! と思いつつ、先日第一回に参加することとなった。クトゥルフ神話TRPGの鉄則として、プレイヤーは自分で作ってきたキャラクターを演じることとなっている。数日かけて完成させたキャラクターを用いて、無事に導入を終えた小生は振り返る。
 不安だ。
 というのも、ただでさえ長期シナリオをやるのが初めてであるのに、加えて秘匿チャット有りなのだ。秘匿チャットをうまく使いこなせるだろうか。ぐぬぬ。
 ともかく、今夜もまたクトゥルフ神話TRPGの配信を予定しているので、頑張ろうと思う。

小さな幸せを一つ見つけよう

 ここ数日に関して、ひとつ嬉しいことがある。それは、早寝早起きの達成である。まぁ、早寝に関しては多少嘘だが。日付をまたぐまで起きて過ごすことは相変わらずある。それこそ昨日だって、日付が変わってもまだ起きていた。
 しかし、それよりも強くはっきりと申したいのは、早起きができているということだ。
 一日の活力は朝に左右される。これまで昼夜逆転し、完全に体調を崩していた小生だったが、ここ数日で無事に朝方の生活に戻すことができた。
 これまではあまりに体調不良であることや、感情を無理に使いすぎたことなどが災いして、正直誰ともお喋りしたくない期に突入していた。この時期の何が厄介かというと、SNSをはじめとした配信者活動をしなくなってしまうのだ。
 小生はVtuberを名乗らなくなってしばらくたつのだが、それでもあくまでV配信者だ。そんな我々にとって一番重要なのは、自己アピールである。どんな活動をしているのか、どんなヴィジュアルをしているのか、どんな思想で、どんな口調で、どんな声質で、どんな性癖で、どんなリスナーを求めているのか。
 常にアピールし続けることが一種の営業なのである。
 ところが、闇期に入った配信者は途端にこれをやらなくなる。それは非常によろしくない。
 分かってはいるのだ。
 故に、小生はちゃんと決められた時間に配信だけはするようにしていたのだが、その分どんどん心が摩耗していくのを感じていた。簡潔に言えば、一人の時間を欲していたのだ。
 その根本的原因は、日常生活の不摂生だと思われる。運動量が減り、日光を浴びる機会も減った。野生下に居た頃の遺伝子が悲鳴を上げているのだ。外に出してくれ、朝日を浴びたい、体を動かしてくれと。しかし、やるべきことの関係上それもなかなか上手くいかない。結果的に、また心が落ち込んでしまう。
 それでは良くない。そう、良くないのだ。
 小生は心に決めた。
 朝方生活を取り戻してやるぞと。
 そして断言しよう。取り戻すことに成功したのだ。
 昨日も今日も、ちゃんと朝六時には目が覚めている。朝七時には朝食を取り、朝八時には作業に入った。少なくともここ二日は順調だ。明日も明後日も、この調子で走り続けたいと思う。
 やるぞと決めたことができたときのこの喜びは、割と気持ちのいいものだからな。
 継続は力なり。
 これからも頑張っていくとしよう。
 それに、今朝は新しくスケジュール調整もした。これをきっかけに、より作業効率が上がるといいのだが。

小話。動画企画思いついたんだが……

 小生の声が好きだと言ってくれたリスナーが、小生にこんなことを話してくれた。
「私、寝るときあこうさんの実況動画聞いてるんです」
 小生の声を聞きながら寝てくれているらしい。なるほど、確かに小生も眠れない夜にはラジオを流していたことがある。人の話し声というものは、案外安心感をもたらし睡眠の世界へ誘ってくれるものだ。
 とすればだ。
 小生は一つ思い至った。
 こうして定期的に書くようになった日記を、自分で読み上げて動画投稿するというのはどうだろうか。寝付けそうなオルゴールミュージックを書けつつ、小生の日記を小生が読み上げる。無論、小生の趣味は小説執筆でもあるから、短編小説の読み聞かせという手もあるだろう。
 そういう、文章を読む動画に需要があるのだとしたら、正直嬉しい話だ。いっそ物は試しとして、実際に収録して投稿してみるのもいいかもしれない。どこにどのような企画の種が落ちているのか分からないからな。いったんやってみて、様子を確認してみるのもありかなと思ったわけだ。
 さて、もし仮にこの日記が動画になっているならを想定して、こんな企画を思いついた。
 いただいたコメントに対して、小生なりの考えをただつらつらと述べ続けるだけ、という企画だ。
 今のところ企画名などはこれっぽっちも思い浮かばないのだが、形としては、小生の日記を読み上げるだけのラジオ配信になるだろうから、それだけだとつまらない。もっと面白いことをしたいじゃないか。
 いや、今小生が思いつける企画はこの程度だが、もし何かいい企画があれば、ぜひとも教えていただきたい。小生を求めてくれる人が居るのなら、小生はそれに全力で答えるまでだからね。

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