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生後6ヶ月でブリティッシュスクールを選んだ理由−1

イギリス式では、5才で義務教育の小学校 一年生(year1)が始まるのが、他の国の教育システムとの大きな違いです。British School in Tokyo, Shibuya は3才(Nursery) から7才(Year3)。渋谷教育学園渋谷中学高等学校の校舎の一部にあります。

8才(Year4)から Bristish School in Tokyo, Showa 昭和女子大学の敷地内にある校舎に移動します。そこからは親による送迎が義務ではなくなります。広々とした校舎や校庭で思い切り運動ができます。

現在では高校卒業学年(year13)まであるので、大学受験まで安心して在学できます。

娘が3才でブリティッシュスクールのNurseryに入った時、1クラスの定員は14人、先生はイギリスの資格を持った先生が一人と日本人のアシスタントの先生が1人の計2人、2クラスありました。学習障害のあるお子さんの場合、専任にもう1人付くので、先生が3人いるクラスもありました。Receptionクラスからは3クラスに増え、そこからずっと4クラスでした。

子供達は夏はTシャツと短パン、冬はトレーナーにスウェットパンツ、じゃぶじゃぶ洗える制服です。毎学期ある、PTA主催の中古ユニフォームのセールに行って買うので、よれよれだったり、他の子の名前がついています。

車を近くの駐車場に停めて、朝はお弁当を持たせ教室まで送っていくと、3時くらいまで時間ができるので、ママたちはそのまま近くのスタバに直行、1時間くらい毎日おしゃべりタイム。

ブリティッシュスクールの特徴は、早くから英語教育をしっかりやること。3歳のクラスから、しっかり英語の読み書きが始まっていました。

「Assembly」(日本の小学校の朝会のようなもの)もあって、体育館で校長先生のお話を聞き、各学年の劇や合唱、楽器演奏などの発表を見ます。

教室からみんなで移動するときは廊下に一列に整列。私はそういう様子を見ていて、ここは日本のしつけに近いから日本人として生きていくのに、安心だなと思ってブリティッシュスクールを選びました。

制服があり、中学生でもお化粧している子もほとんどいなかったので、アメリカンスクールとは全然雰囲気が違うなと思いました。 

ブリティッシュスクールは世界中どこにいても、同じカリキュラムで進むので、例えば、ロンドンに引っ越しても同じ内容の授業が受けられます。

子供達は小学校に入る前に、キリストのお話、お釈迦様のお話、ユダヤ教のお話、アッラーのお話、などの劇を演じて、小さなうちから、宗教を学びます。親はその度に、工夫して着るものを用意します。

エジプト・デー、ビクトリア・デーなどの衣装は、イギリス中の小学生が全員着るので、アマゾンUKで買えるくらい簡単に手に入ります。うちではみんなでコンテスト入賞を目指して、手作りしていました。

学校の敷地から出る、例えば、近くのお寺や神社に出かける時も、保護者のボランティアを募り、必ず、生徒14人に対し、先生2人、保護者が2人くらいで出かけます。事故を防ぐということもですが、子供達は外資の日本法人の社長の子供などが多いので、誘拐を警戒してのことだと思います。

それ以外は学校の敷地の中に、体育館があるので、運動をしたり、絵の具を使って工作をしたり楽器を弾いたりして過ごします。

小学生から学校のオーケストラに参加できるのも魅力です。各楽器ごとに、契約の先生がいて、月謝を払えば、放課後に学校内でレッスンを受けられるのです。オーケストラに無い、ドラムやギターなどの先生も契約があり、レッスンを申し込めます。

次にはブリティッシュスクールへの入学の仕方(受験方法)について書きたいと思います。「インターナショナルスクールに入れるために、子供が生まれたら最初に何をすべきか  生後6ヶ月でブリティッシュスクールを選んだ理由−2」をご覧ください。

イギリスの教育システムと年齢の相関図はこちらをご覧ください。https://www.bst.ac.jp/uploaded/docs/BST-Admissions-Process-UK-Year-Group-System-20180907.pdf


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