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「ウミトロンのBizdev(事業開発)の裏側」ウミートアップレポート

この記事はUMITRON Advent Calendar 2022 5日目の記事です。


こんにちは!ウミトロンでHR・PRなどを兼任している佐藤ことあこてぃす(@akotisumitron) です。去年アドベントカレンダーを投稿して、2022年はNoteのネタいっぱいあるし書くぞ〜と思ってたら、もう今年のアドベントカレンダーの時期になっていてビビりました…。思い残さないように3本書きます(自分への圧)!!

2022/11/22に、ウミトロン初のオンラインミートアップイベント、その名もウミートアップ(!)を開催しました。
全然集まらなかったらどうしよう…と思っていましたが、なんと55名の申込をいただき、ビジネスだけでなく、エンジニアなど他職種の方も含め多くの方々にご参加いただきました。

テーマ

テーマは「ウミトロンのBizdev(事業開発)の裏側」

ウミトロンでは、養殖の生産現場から消費までをカバーする多岐に渡るプロダクト、プロジェクトを展開しています。

急成長を遂げるウミトロンの事業の裏には、各種公的機関・民間企業など幅広い領域のステークホルダーと協働した事業開発・アライアンス構築があり、戦略立案から実行フェーズを一気通貫して担っているBizdevメンバーがいます。

イベントでは、会社概要はじめ、具体的なウミトロンのBizdev事例の紹介、実際Bizdevとして働くメンバーと共同創業者の山田によるお酒を解禁しながらのぶっちゃけトーク!など、1時間半みっちり盛り上がりました!

イベント概要

※()内は動画の再生時間と対応
会社ピッチ(開始〜18:12頃)
ウミトロンのミッション、水産養殖にフォーカスしている背景、ウミトロンが展開するプロダクト・サービスの全体像と概要 など

ウミトロンのBizdevとは?(19:20頃〜38:13頃)
登壇者のキャリア紹介、ウミトロンの組織概要とBizdevメンバーについて、ビジネスディベロップメントのスコープ(既存プロダクトのビジネス構築、新規事業)、パートナー・顧客、具体事例(愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト、衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト、日ASEANにおけるアジアDX促進事業) など

ぶっちゃけトーク!& QAセッション(38:53頃〜終了)

現場での仕事風景
  • 実際コンサル→スタートアップに入社して、ポジティブでもネガティブでもいいのでびびったことは?

  • 水産バックグラウンドではない人にとって、ウミトロンのBizdevはどんな観点で面白い?

  • 様々な先進技術で開発をしているが、技術で解決できないこと(e.x 養殖業者の技術への理解、仕事がなくなることよる不安?)はありますか?

  • 養殖業の方々とお仕事をする上で何か意識していることはありますか?

  • 御社事業のマネタイズ・収益性についてもう少し詳細に教えてください!

  • エビの陸上養殖について質問です!すでにタイのCPFと協業していると思うのですが、東南アジア・南アジアにおける注力地域とその選定理由はなんですか?

  • 民間や官公庁だけでなく、研究機関やNGOなどと仕事をすることもあるのでしょうか?民間企業と官公庁、全体の案件の割合としてはどれくらいの比率でしょうか?

  • 食文化の観点で1点質問です。養殖は費用対効果を求める関係で、商品性の高い魚・養殖技術が確立している魚の生産に注力するということになるかと思います。一方で、食文化という観点では魚種の豊富さや地域性というものも重要になるかと思います。少量多品種の生産や、地域の特性を生かした取り組みなどは何か実施されていらっしゃいますか?

などなど

登壇者プロフィール

山田 雅彦(共同創業者/プレジデント)
九州大学大学院在学中に超小型衛星開発に従事。三井物産株式会社にて海外電力事業を推進。気象変動を用いた電力先物取引、収益モデリングを構築後、株式会社メタップスにてスマートフォンユーザーの決済及び行動履歴データ分析に従事。2016年にウミトロンを創業し、ウミトロンの日本・海外事業のビジネス領域を担当。好きな鯖は真鯖。

浅野 由佳理(ビジネスディベロップメント マネジャー)
北海道大学水産学部を卒業後、東京大学大学院において国際水産開発学と生態学を専攻、養殖池における生態系を研究の対象とした。株式会社三菱総合研究所で国・地方公共団体・企業などの多彩な顧客に対して、調査・研究、コンサルティングを行うだけではなく、事業化支援や事業創出・参画も行うなど、幅広い商品・サービスを提供。その後、デロイトトーマツにおいても、同様にパブリックセクターのプロジェクトを多数経験。その他、外資系料理学校において大学の食に係るカリキュラムの作成支援や、自治体や食品企業の日本の地域産品の輸出戦略支援等も実施。好きな海洋生物はカマイルカ。

佐藤 彰子(コーポレートサクセス マネジャー)※司会進行
慶應義塾大学法学部卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に総合職として入行。中堅中小企業担当の法人営業として、部門長表彰受賞。その後、IT系メガベンチャーにて総合職新卒採用を中心として幅広く採用業務に従事。2018年11月に社員8人目としてジョインし、現在HR・PR領域を担当。好きなカップラーメンはシーフードヌードル。

参加者の反応

いくつか、アンケートに寄せられたお声をご紹介します!

  • UMITRONは以前からTwitterで知っていましたが、具体的な活動や、どういったことを目指して事業運営されているかが詳しくわかりました。特に、事業の始まるきっかけは宇宙から地球を見て水が7割という視点からスタートしている事、増肉係数が牛豚鶏と比べて魚は小さいことから水産養殖に注力している等、今回のセミナーで詳しく理解することができました。

  • 本日、いろいろ貴重なお話をいただき、ありがとうございました。生産現場に足を運んで、技術力を提供するだけではなく、漁者の直面している課題に向き合い、補助金の申請などサポートして、環境と社会のあらゆる側面から持続可能な水産養殖の実現を推進していくのはとても素晴らしいと思います。夢を持っている素敵な組織だなと思いました。

  • 登壇者同士の仲の良さ、各人の熱い思いをうかがい知ることができ大変有意義なイベントでした。

  • 最初はカタカナが多くてネットでググりながら拝聴していました。カタカナ語集みたいなノートが更新されると嬉しいです。

最後のカタカナの件は申し訳ありません…!山田は普段英語でプレゼンすることが多く、日本語プレゼンが久しぶりだったこともあり、ルー大柴並みだったかもしれません笑。(個人的にウミトロンで働く中で一番衝撃的だったルー語は、山田から「それ、stillやってないっすよね??」と言われたこと)

おまけ

ミートアップイベント終了後、参加者アンケートをご回答いただいている間、だらだら登壇メンバー3人で約10分間雑談している動画も録画されっぱなしだったので、誰が見るんだ…と思いつつ晒してみます笑。

本当に、何も得られる情報はないので、暇な人だけご覧ください笑。


ウミートアップでは「水産養殖領域は、事業開発的にもやりたいこと、やれることがめちゃくちゃたくさんある!」という締めになりましたが、いくら情熱を持ってビジョンや事業戦略を描いても、一緒に実現に向けて航海を共にしてくれる仲間がいないと実現できません…!

ということで、ウミトロンでは一緒に働く仲間を募集しています!
水産養殖xテクノロジーという非常にユニークな事業領域で、共に持続可能な水産養殖を地球に実装していきませんか?


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