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栗拾い

娘と大自然へ探検にでた。
いつもキャンプに行く場所なので毎度おなじみなのだけれど、今日は普段は歩かないところまで行ってみようということになり山をどんどん登っていく。
山の空気は最高。田舎なのだからそんなに変わらないだろうと思うかもしれないが、やはり山の空気は澄んでいて、マイナスイオンに癒される。
自然最高。
途中見たこともないはじめましてのお花を発見。かわいいなぁ。なぜそんなに美しいの。
野イチゴもみつけた。わぁ。アリさんが食べている。甘いんだねぇ。おいしいねぇ。
にやにやがとまらない。そう、最近世間とはだいぶ遅れて牧野富太郎先生の朝ドラ「らんまん」を見て、影響をうけた私である。自分が牧野富太郎になった気分で自然の植物に目を光らせていた。「おまん、だれじゃ?」ってね。
娘に「お母さん、もうえいけん。」と言われる。失礼しました。
歩いていると、毬栗発見。わぁ!栗やん。拾おう!娘もハイテンションになり二人は地面に落ちている栗に夢中に。しかし、ほとんどが中身が食べられていて、結局GETしたのは6個。すごいねぇ。ちくちくして痛いのに器用に栗だけ食べて。と野生動物に感心する私。
娘はもっと取りたい。まだないかなぁ?もっと上まで行こう。って。
でも、だいぶ登ったからまた降りることを考えるともうここらでやめよう。と判断。あきらめきれない娘をなだめながら元来た道を歩く。
娘が拾った栗を手の平にのせ自慢げに見せてきた。かわいい。
こんな記憶が、大人になった娘の心にも残っていてほしい。あの日母とこの山にきて栗拾いをしたことを。手をつないで歩いたことを。
かえって栗を湯がいて食べた。秋を感じたしあわせな時間。

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