おっぴさん

 わたしはばあちゃんがさんにんいます。いっしょにすんでるばあちゃんと、かあさんのじっかのいえのちっちゃいばあちゃんとおっぴばあちゃんです。

 じっかのいえのひとたちは、みんなおなじかおです。くろくて、しかくいです。おっぴさんのかおはまるいです。いろはしろいです。おっぴさんだけちがうかおです。

 あと、おっぴさんはせなかをまげてたちます。てをこしにおいてあるきます。あたまにてぬぐいをまいています。わたしは、おっぴさんのあたまにてがとどくとおもうから、なでてみたいです。

 じっかのいえは、わたしをやぁちゃんとよびます。ようちえんにいってから、わたしはやよちゃんになりました。そのまえは、やぁちゃんでした。おっぴさんがいうとき、「やはぁちゃん」とか「やぁはちゃん」になります。くすぐったくてわらいたくなります。

 じっかのいえのおんちゃんは、はやくちです。ちっちゃいじいちゃんは、おおきいこえでがらがらしゃべります。おっぴさんはやさしくしゃべります。「なにしたったはぁ」といいます。「はぁ」が、おっぴさんのはなからでます。まねしたいけど、できないです。

 おっぴさんとおっぴじいちゃんのへやは、おそとにあります。ちっちゃいおへやです。おっぴさんのへやの、うめのおちゃがおいしいです。おっぴじいちゃんはいつもだまってテレビをみています。おっぴさんはちっちゃいおかしをだしてくれて、にこにこしています。おへやはおっぴさんたちのにおいがします。ひなたぼっこみたいです。


 おっぴさんはなんさいですか。わたしはごさいです。
 おっぴさんのなまえはなんですか。わたしはやよいです。
 おっぴさんはだれがすきですか。わたしはおっぴさんがすきです。ちょっとしかあえないから、うそかもしれないけど、でも、うそじゃないです。




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