見出し画像

風邪ひかないと決めた。(#026)

決めたのは今年の4月だ。

こちらは真冬です。そして、とにかく例年以上に、風邪・インフルエンザ・コロナが流行っている。私は負けんぞ。

オーストラリアの学校は基本的に4学期生だ。学期と学期の間に4つの休みが入る。来週から2週間、冬休みだ。そして、先生方の「あるある」とは、冬休みは風邪その他で体調崩して寝込むということだ。気が張っている間は大丈夫でも、冬休みに入って、「あ〜・休める〜」と気を緩めたとたんに、ウィルスが体内に侵入寝込む。もう、やめてほしい。去年の冬休みは、私も見事にそうなった。だが、今年は風邪ひかないと決めたのだ。私は負けんぞ。

まず、この文章を書いて公に宣言していることで、大きな効果が出ているだろう。そして、体調がちょっとおかしいと思ったら、寝る。不眠症の母と違って、私と弟は父から受け継いだ「どこでも眠れる」という特技がある。私は負けんぞ。

なぜ、声高らかに書いているかというと、今、私の喉が危険信号を出しているからだ。イガイガっぽい。2日前に会った友達は一時帰国・日本で4週間過ごし・戻ってきた。「去年の一時帰国の時と違って風邪引かなかったよ。それはね、お茶だよ」。とまるで秘密の魔法を伝授するかのように教えてくれた。そして日本からのお土産は緑茶だった・ありがたい。今、そのお茶を飲みながら書いている。私は負けんぞ。

「冬休みにやりたいこと」リストのトップに「アルフォンス・ミュシャ」の展覧会に行くこと・がある。この時期、ウィルスが漂っているような人混みには行きたくないのだが、これは観たい。アールヌーボーに酔いしれたい。
ちなみに、日本語では「ミュシャ」と発音するが、英語では「ムチャ」だ。彼の出身国チェコ語では「ムハ」。もうやめてほしい。私は負けんぞ。

どうか、これを読んでいるあなた。私に「風邪飛んでけ〜・来るな〜」パワーを送ってほしい。あなたが北半球で、暑さに参っているのなら、南極あたりからやってくる・とれたてのクールな冬の冷気をお礼に送って差し上げよう。大丈夫。ウィルスに感染されてない・高品質・純度の高い冷気だ。応援ありがとう。うん、私は負けない。

あなたの想像力が私の武器。今日も読んでくれてありがとう。


追記:
今日のえんぴつ画は、森昌子、1974年のベンザ風邪くすりのコマーシャルより。まさこかわいい。モンチッチ・ヘアの頃。手乗りモンチッチ欲しい・常に品切れ。さ、みんなで右手振って、うたいましよう。「せんせい、せんせい、風邪ひくな、せんせい〜」。

えんぴつ画・MUJI B5 ノートブック

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?