Toshihiro Mochida
過去の短歌応募作品に詞書を添えて
「VOICEVOX:九州そら」によるささやき朗読
お知らせです。
自作曲をミクさんに歌ってもらいます
蝶結び綴り杞憂と鈴の音にリボン飾りの解かれる夜を 財宝や晴れしテラスのダンジョンで言葉足らずの背を預けつつ
ロビーより先は手狭き棟ごとのエレベーターに高き天井 制服を脱ぎ捨て見えぬ心なぞ気持ち寄せたるオフィスカジュアル 黒ずんだ床の輪ゴムが拾われて細い手首に仮置かれたり 手順書で手取り足取り体幹のバランス感ず足癖で立ち 人へふり工夫の余地を残したる作業机は整然として 起伏富む急な加速で立場上ミス無き事を黄色い声で 空席のグラスを運ぶ塩梅に振り向く手にはパソコンが乗り 弁当を小さな口で懸命に子ほどの若き上司が席で 水分の補給で随時ロッカーで嗜好の知れるボトルの口を
YouTube に DJ Mix のチャンネルを開設しました。ご視聴いただけると嬉しいです。
しなやかな身体伸ばせり戸を跨ぎ明ければすぐの正月が過ぎ
降る雪の白いレースの付け襟を頬には何も朝はパン食 夏早々おろす傍ら事無きはオフショルダーの生白い肌 一口の蜜に満ち足る遠目から蓮華畑をドライブスルー からからと声を響かせラムネってキッチンカーで売ってないって お団子の帯に短しおくれ毛をはしかのようなものと云うけど 見つめられ軟着陸に踏む拍の頷くようにロック聴いてる 含ませる指で空気を編むように仕舞ってすぐのチョコを取り出し 成り行きの同じメニューと顔を見てグラスに立てる長いストロー 鏡越し踊りの態を取り留めて
自筆エッセイのAIによるささやき朗読
自筆エッセイのAIによるささやき朗読(修正版)