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動物の一枚 12

ご紹介します。

わが家の同居人です。
きっかけは、昨年、太陽光発電を止めたことでした。

中古で購入したこのわが家。購入時に太陽光発電も、もれなくついてきました。その頃はまだ売電価格も高値だったので、ラッキー♪と思って、そのまま太陽光発電の恩恵にあずかっていました。

ところが、太陽光発電の売価ダウンニュース。それと同時に機械が故障。あの手この手を尽くそうかと旦那と話し合った結果、太陽光発電をいったん止めることにしたのです。

ある日、藁が…。

太陽光発電の計器類を外して間もなく、この計器類の下にある花壇で、藁を数本見かけるようになったのです。

最初は、藁が風で飛んで来たのだと思ってました。わが家の周りは、田んぼと畑と小さな森と…とにかく自然に囲まれています。ちょうど麦刈りも終わったし、それが風に飛んでやってきたぐらいの感じでした。

ところが、その数日後、今度は鳥の鳴き声がやたら近くで聞こえてくるではないですか。え?私は家の中よ?なんでこんな明瞭に鳴き声が聞こえるとよ?そう思いながら、そっと玄関を開けて外に出ると、


バサッバサッバサバサバサッ!☆△○☆※↑


という音とともに何かがあわてて飛び立つ音が。

はて?なんじゃろうか〜?と思いながら、音がした太陽光発電の計器が入っていた空のボックスを下からのぞき込むと、藁がぎっしり詰まっているではないですか。

「え…?巣…???」
しばらくそれを眺めていると、
「はよ、そこをどかんかい、ボケ〜」
と、頭上の電線から、ピーッピーッと私を威嚇する声、いや鳴き声が響き渡りました。

見上げると、そこには、二羽の雀がいました。しかも、明らかに私をじろっと睨みつけて、ずっと威嚇し続けておりました。

そうです。雀が、わが家の太陽光発電の空きBOXを利用して、巣を作っていたのです。そして、そこにはもう子雀の頭がちらりと見えたのです。

撮った!

あの日から一年過ぎた、今年の梅雨。
買い物に出かけようとして、車に乗ろうとしたら、雀が巣に戻って何やらやっている姿を目撃しました。

いつもは、私が玄関から出ると、警戒心が強く、さーっと電線に避難する彼らですが、この日は巣から離れません。
「今日は一枚撮らせてくれるかな…??」
ぱちり。

調べたら、子育て中の巣は役場へ申請しないと撤去できないらしくて、とは言っても、撤去する気は今のところそんなになくて、雀の成長を見守ることにしているわが家です。

ネコとかイタチとかカラスとかタヌキとか周りにおるけど、大丈夫??ヤモリとかゴキブリを食べるでっかいクモとかカマキリファミリーとかいるけど、どうなん??っていうか、うち、実は60センチぐらいのアオダイショウも勝手に住んでるみたいだけど、大丈夫??

しばらく、ごゆっくりどうぞ。


記事を書くための栄養源にします(^^;)