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IELTS受験までの道のり〜迷ってる方向け〜

2023年師走、ついに人生初のIELTSを受験した!
一発受けるのに25,000円の出費ということで、
「きっちり対策してから受けたい!!」とここ数年(長すぎ)完璧主義モードで考えていた。
だけど、1月中旬に院の出願時期があったことで「それに間に合わせたいだろ!」となんとか自分の尻を叩くことに成功、無事申し込みに至った。これが受験のちょうど1ヶ月前のことである。

しかし、申し込みに際しては『きっちり調べて納得して進みたいよ!』気質の人間にとっては難関といえる、乗り越えなければなければならないハードルが2つあった、、


ハードル①パソコン受験?筆記でいく?

TOEFLとは違い、IELTSではパソコン受験とペーパー受験が選べる。

パソコンの場合のメリットとしては、結果が知れるのが数日後なので、
公開に13日かかるペーパーと比べてスピード感があること・パソコンに慣れている人にとってはwritingがスパスパ打てて鉛筆よりも楽なこと・尚且つワードカウント機能があるため「語数足りてるかな?」と心配する必要がないこと・最近では1技能のみ受け直しというシステムが導入されたようで、例えば「speakingだけ0.5上げたい!」とかいう場合にわざわざ全部受け直さなくても済むようになったこと
などが挙げられる。

対してペーパーの場合はというと、いわゆる受験の時間会場を思い浮かべて貰えば大体その想像は合っているはず。集団で教室に入って、試験監督の指示に従って1技能ずつ受けていく感じ。
ちなみに順番がwriting→reading→ listeningになるので、いきなり書き始めるし集中切れたとこで聞くことになるので、それが嫌な人もいるかも?
※パソコンの場合はlistening→reading→ writingなので、耳ならししてから読んで、最後に英語に慣れたとこで書いていく!みたいなやりやすさがあるとは思う。

さて、私の場合、受ける日程を決めるのが遅くなった原因の一端がここにある。「ペーパーのほうがアナログ人間の自分的にはいいかもだけど、めちゃくちゃパソコン勧められてるな…」(受験者のブログとかでは結構パソコンが推されていることに影響を受けていた)

悩みまくった結果妹に相談。
「え、慣れてるんだから紙にしたら?」
の一押し🤚
そして無事ペーパー受験に決まった。(背中を押してもらうのは大事です❗️)

人がなんと言おうと(=ブログの人たちの煽り)、自分の直感って大事ですね(=なんかパソコン嫌やなって思ってたし)。

ハードル②どの協会から申し込む?

さらにもう一つの選択はこちら。
IELTSはいろんな協会から申し込むことができ、どこで受けるかによって特典やら会場やら値段やらが異なるのだ!

私が迷ったのは英検協会か、JSAF か?というところ。
英検の方が歴史ある"日本の"団体って感じがして、可もなく不可もなく、まあ特典もそんなにないけど値段も高くなく、みたいな。
JSAFの方は、「聞いたことないけど何この協会?信頼できる?」ってことに始まり(考え方保守的すぎ)、2023年12月以降は値上がりするという情報があったり、よくわからない感じ。だけど特典は充実してて、模擬問題・writingの添削サポートetc…さらにはドイツ語やイタリア語の学習にも使えるアプリの無料体験版までついていた😂

こちらも悩んだ挙句、英検協会から申し込み。
特典はいっぱいある方が良かったけど、なんとなく見慣れた英検を選んでしまった。人間は新しいものに挑戦するのが苦手なのかもね。
受験結果としても、可もなく不可もなくっていう感想を抱きました(笑)
強いて興味深い点をあげるなら、スタッフさんは全員純ジャパ!って感じの方々に対応されるので、ジャパニーズイングリッシュ!って感じの発音で説明されるということ…。

ちなみに申し込み特典としては
①4技能が勉強できるオンライン教材
②British Council 提供のYouTube解説動画
がついてきた。

私は①の教材、Guided e-learning っていうサイトからすこし勉強した。

でもね、なんというか
…使いづらい!

まずコンピュータ画面からだから、readingの文章が一目でわからず何度もスクロールしなくちゃ内容理解ができないというストレス。
これが嫌だからペーパー試験申し込んでるっていうのにぃ!!!
私はこれからもアナログ人間でいくんだろう、ってことを今回確信した。

スピーキングに関しては音量マックスにしても聞こえない小ささで流れてきてまず勉強のスタート地点にも立てなかった。
バグかと思ったけどあれ、なんだったんだ…

②に関しては、特定の教材を買った人に対してのサービスだったので、買わなかった私には利益ゼロだった。

使った参考書たち

上記の理由から、私がやってた勉強法は一つのみ。
対策問題集と公式問題集を解く!

私が使っていたのはDHCが出版していた「IELTS直前対策トレーニング」、こちらURL検索したけど出てこず...もしかしたら販売終了したかも?赤い表紙のやつでした!笑

ちなみに購入したのは2023年の頭頃だったのに、ずるずる受験期間引きずって1年経っている。
帯に「1ヶ月で完成!」って書いてあったけど全くだわ!!!


それから、模試が3個入ってるこちら。

readingは全部印刷してペーパー筆記で解いたよ。やっぱ書き込むのが1番!!!

ちなみに、毎回どの教材使えば高スコア取れるのかな??って本屋の教材コーナーや楽天ショップの検索でめちゃくちゃ悩むんだけど、こうして結果が出てみると、案外なんでもよかったんじゃないかと思える…。
教材選びではなくて勉強に時間を費やせやぁ!と毎回テスト前には思っている。…だけど悩む。これ何年目?

勉強法

オンライン教材を利用したりやめたり、参考書をやったら模試を解いたり、色々しましたが結局のところ効果があったと思うのは

①「IELTS listening」アプリとかを使って日常的に英語を聞く機会を増やして耳を鳴らしていく
②試験対策するぞモードになってきたら、実際模試を解いてみる&対策問題集を見ながらwritingのコツを暗記
③本番形式問題を時間測って解く→見直す

ってくらいでした!
切羽詰まらないとやらないタチなので、なんだかんだ耳鳴らしでアプリ使ってやってたのがそこそこ試験対策への導入として機能してたな〜とは思いつつも、試験数日前からの追い込み自主模試が1番効果あったなという感じです。

結果発表〜

overall 7.0

listening 8.0
reading 7.0
writing 6.0
speaking 6.0

でした!初受験にしてはよくやった方なのでは、、?!😂 珍しく自分を褒めよう!笑
実は直前までドイツ語試験のために全く違う勉強をしていたので、そこからのインターバル2週間弱でIELTS受験!というのは怒涛のスケジュールでしたが…一気に受けてなんとかやりきりました!

IELTSは結果のみしか返ってこず、講評というか、どこがダメだったのかみたいなのは教えてくれないので、分かるのはほんとに数字だけです。次に繋げさせてくれない...知りたければwritingサポート受けてね⭐︎(有料)みたいな世界…泣
世界で戦う土俵に立つためにはシビアな世界が広がってる、っぽいです。

感想

IELTSはTOEFLよりいいな!というのが率直な感想!ペーパー受験できるのはでかい!
時代の流れによって変わってきそうではありますが、とりあえずは、また受けるにしてもIELTSだなって思います。

アメリカ英語を習ってきた分、イギリス英語で受けるのは不安だったけど、実際何も感じなかった(笑)
「ヨーロッパで暮らすんだからイギリスに慣れよう!」という心意気でIELTSに決めたんだけど…
多分試験にはいろんな発音が入ってるんだと思います。それに、違いと言えばcenterがcentreになってるのは見れば分かるし、00(ゼロふたつ)を「ダブルオー」と読むなど、少しだけだったので特に困惑はしなかった。

また、speakingの時間までが長すぎるときついので早めに予約した方がいいということ。私は間が5時間くらいあったので、お昼食べがてらカフェに入って1人でぶつぶつ喋ってたけど、本番はいつも通りの自分に戻ってしまい、本番直前練習は何の意味も見出せなかったので。笑

あとは、writingもspeakingも詰め込みで受けて6.0まで取れてしまったので、「いやぁ、これやばいで、本当は勉強し続けなきゃなのよ!」という状況にある😅
だから今後もう少しちゃんとそこの力を延ばせたらなぁ、と。今回は結果を見て院の出願要件を満たしてる!と分かり安心してしまったので、また2年後以降受け直すことを考えると、ちゃんとwriting対策して、speaking慣れする必要あるなって思いました。いやいつの話。ともかく今後も頑張ります🔥

これを読んでくれたあなたへメッセージ

ここまで読んでくださった方は、初めてIELTS受けたいな〜と思ってる方、もしくはまた挑戦しよう!としてる方かなと思います。
受験の目的はさまざまでしょうが、留学のため、転職のため、移住のため…など、全てそこそこ準備期間が必要なことのためかもしれません。

そんなあなたに伝えたいのは

受験準備は早めにしてー!!

スコア取れてることの安心感はすごいから!!

むしろスコアが取れないと始まらないからー!!

ということです🥹

私は迷って迷ってやっとこぎつけた受験でしたが、受けてみたら案外「あ、こんな感じか」って気楽になりました。

受けない限りは、自分がどのレベルにいるかわからないのが不安だし、海外院進したいな〜交換留学したいな〜など次のステップに進みたい時にも精神的に大きな壁となってしまいがちです。

だからこそ声を大にして伝えたい。

英語スコアが必要になりそうな道に進むことをすこしでも考えてる人は、とにかくIELTS早く受けてーー!!! (私的にはTOEFLよりおすすめだからー!)


では、あなたの人生を陰ながら応援しています📣
受験ファイト!

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