葉っぱ。

日常の切り分け。週一で更新できたら良いよね。 とりあえず自分と向き合って生きてみたい。

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日常の切り分け。週一で更新できたら良いよね。 とりあえず自分と向き合って生きてみたい。

最近の記事

「覚えれられないんじゃない、覚えるつもりがないだけ」

人生で初めてのバイトは旅館の女中さんだった。 志望動機は家から一番近い立地だったからというのが最大の理由である。 観光業にはひとつも興味がなかった。 マナーを身につけてお嫁修行!という気分でもなかった。 コンビニとかで知り合いに会うのが何となく嫌。 飲食業は大抵時給が安い。 観光が盛んな地元で求人広告を見ていると、お土産や旅館業の時給はすこぶる良かった。 消去法で行った先に徒歩でもいける旅館街で求人募集を見つける。 この手の求人は未経験可といいつつ、ある程度経験あるいは主婦

    • こんな逃げ方でも今の私には必要な生き方だった。

      進学とか就職とか人生を進める時、私の動機は今の環境から逃げたいが大抵真髄にあったりした。 兄弟との学力差とか、ずっと実家にいることとか、上昇志向だとか。 ここじゃないどこか、という曖昧な直感からコソコソと逃げる準備を始めて、「誰にも文句を言われないような形」を創っては逃げてきた。 誰にも文句を言われない形は、必然的に来る卒業にあわせて資格とかそれまでの活動を根拠に、こんなことがやりたいと誤魔化しては取ってつけて、真っ当にみえる門出を演じていた。 自分が選択した道、突き進めて

      • これからもわたしを知らない世界が良い。

        どこかできっと自分を話さなきゃいけない機会を、 私はずっと逃しているような気がする。 小学校から他者からの評価・印象が変わらない。 おとなしくて真面目な子。 きっとそんな印象だと思うし、私自身も否定はしない。 だけれどもそれは単純に話さないという評価を 角を丸くしてオブラートに包んだだけ。 ふざけて話したり、 誰かのレッテルにずっと怯えて暮らしていたら、 にこやかに相槌を打つことだけを覚えてしまった。 なにかに意見を持つ前に、 恐怖心から意見を持つことすら放棄している。 誰

      「覚えれられないんじゃない、覚えるつもりがないだけ」