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180713 手応えと信用の関係
朝から、後輩たちの卒業設計の講評会を見に行く(建築学科では、卒業論文とは別に卒業設計という制作を行う大学が多くあります)。
卒業設計は相当に自由度が高く、どこに建てるのか(敷地をどう設定するか)、どんなビルディングタイプなのか(機能をどう想定するか)といったことが全員バラバラになる。
アーケード街の小さな店舗の増改築と、巨大な万博記念公園のリノベーションとが隣に並んだりする。
こうなると、ひとつの評価軸の上に並べることはとても難しい。比べる意味もないように思う。
一方で、それぞれのプロジェクトにどう向き合ったのか、どれだけのエネルギーを持って制作することと向き合ってモノを作ったのか、そういった視点から見ると、くっきりと差が出るように感じた。
制作したモノの物量と、その中で発見することのできた面白さは、プレゼンする際の表情や声のトーンに確かにあらわれる。
生き生きと話されると、聞きたくなる。信用は、そうして生まれていくのかもしれない。
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