180710 雑多な日常から作品を切り出すこと

今日も雨。まるで梅雨のようだ。

劇場で、2度目の『万引き家族』をみる。
1度目とは少し印象が変わって、シーンごとのバラバラさ(時間や場所の変化の多さ?)を強く感じた(1度目の日記はこちら)。
ストーリーを追うことに向ける意識が相対的に減って、部分に目がいくようになったからかもしれない。
そんなバラバラのシーンを1本の作品として成立させることに、長回しのシーンが貢献しているように思えたけれど、まだ少しバラバラが強く思える。

たくさんの断片、それもそれぞれかたちや性質の異なるものを、どのようにある全体性を持った作品として仕立て上げることができるのか。
『万引き家族』には、この問いを考えるときに参照できる部分と批判的に読み込める部分があるかもしれない。

#日記 #エッセイ #映画 #万引き家族 #部分と全体

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