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旅のこと

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旅についてふれた日記のまとめです。訪れた場所、訪れたい場所、旅や観光の不思議さについて考えたことなど。
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記事一覧

180821 旅は準備するのも楽しい

滝のような雨が降ったり、急に晴れ間が見えたり、忙しい天気。 甲子園の決勝は、1回の緊張感がすごかった。 さて、8月ももう終盤だけれど、日記に書くことがない。 以前日記に書いた「ひとりで考えたことや経験したことはいくらでも文章にできるのに、だれかと一緒に考えたことや経験したことは言葉にすると失われてしまうような気さえする」という状態がずっと続いている。 今後もしばらく同じような状態が続きそうだったので、どうしたものかなと思っていたところ、昨日飛ぶ予定だった飛行機(新千歳→成

180704 メガネをかけること

アラーム音で起きた。今日も雨。 7時前に研究室に到着。午前中を目一杯使って、プロジェクトの状況整理と研究(3時間)。 お昼前に、一日のうちで1番重要なことを終えられると、午後から気楽でよい。 午後は、夏休みに予定している東北旅行の宿をとったり、読みかけだった『まなざしのデザイン』を読み終えたり、ゆるゆると過ごす。 建築を学ぶようになってから、行きたい場所がたくさん増えた。知識はメガネのようなもので、視界に入っていたのにも関わらず見えていなかったものをくっきりと浮かび上がら

180629 木、白、屋根

朝からレンタカーを借りて建築ツアー。 #日記 #建築 #写真

180609 スニーカー、湿気、フレキシビリティ

上空1万メートル。ふとした瞬間に隣に座っている女性と自分のスニーカーがまるかぶりしていることに気がついて、そのことに1時間近くもまるで気がつかなかったことがなんだかおかしくてなってしまって、ひとりで笑いそうになった。なんとかのみこんだ。あぶないところだった。 飛行機を降りると、たった1ヶ月ぶりの東京。けれど、この湿気のある時期の東京は6年ぶり。晴れていても、肌にまとわりつく空気の重さが懐かしい。 秋葉原で電車を降り、内田祥哉 窓と建築ゼミナール【補講】へ。 建築構法の第

180606 スケッチ、文章の姿、ミニチュア

5時間半すいみん。昨日全然動かなかったせいか、早くに目が覚めた。 そのままの勢いでノートに30分スケッチ。勢い余って45分もやってしまった。がんばりすぎは響くのでひかえたい。毎日淡々と。 研究室へ行き、何本か論文を読む。既往研究を辿っていくと、2年前に一度読んだことのあるものにぶつかった。 再読すると、当時と全く異なる見えかたがして驚く。どこかで聞いた、「文章は相手によってその姿を変える」という話はほんとうなのだと実感した。 午後は、輪読会とプロジェクトのミーティング。あ

180602 かぜ、東京駅、等身大のアイドル

嫌な感じのゆめをみて起きた。 結構眠ったはずなのに、なんとなく身体がだるく熱っぽい。木曜日に夜更かししたのがだめだったか。 研究室で日付を越すのはしばらくやめにして、帰りが遅くなった日の日記は本当に簡単なものにしよう、などと反省。 かぜぐすりを飲んで身体をごまかし、塾講師のアルバイトへ。 生徒が退屈そうにしている場合、たいていは「意味が分からなくって思考停止」状態なのだけれど、たまに「簡単すぎて思考停止」状態のことがある。めずらしく今日は後者に出会った。 日清・日露戦争

180528 お茶碗、白、タイル

朝、少しゆがんだお茶碗がふたつ届いた。GWに陶芸教室で作らせてもらったもの。自分の手で成形したものを、焼成して送ってもらえる。 成形した時点で少し予想がついていたけれど、同じ粘土を使って、同じお茶碗をイメージしてつくったのに、ぼくの作ったものと恋人のつくったものは、かたちがずいぶん違った。厚みも、持ったときの感じも全然べつもの。 頭の中にあるイメージか、指先の力加減か、もしくはその両方が、ふたりのあいだで少し違ったのだろう。 これを作らせてもらったOrganonというスタ

180523 断片、行って帰る、うらしま太郎

ラフな感じで日記を書きたいと思ってnoteに登録をした。 トピック単位ではなく、日単位でクロノロジカルに書くということだけルールを決めた。 後者の方が、断片的なものであふれる普段のあたまの中を反映しやすいと思うので。 数日したらずぶずぶと生活の中に埋もれていってしまうような、断片的なことがらをラフに並べていく場所にしたい。 夕方から観光学の講義。早くも最終回。今日は、物語と観光の構造について。 子どもたちの喜ぶお話(遊び)には「行って帰る」という1つの構造上のパターン