180523 断片、行って帰る、うらしま太郎

ラフな感じで日記を書きたいと思ってnoteに登録をした。

トピック単位ではなく、日単位でクロノロジカルに書くということだけルールを決めた。
後者の方が、断片的なものであふれる普段のあたまの中を反映しやすいと思うので。

数日したらずぶずぶと生活の中に埋もれていってしまうような、断片的なことがらをラフに並べていく場所にしたい。


夕方から観光学の講義。早くも最終回。今日は、物語と観光の構造について。

子どもたちの喜ぶお話(遊び)には「行って帰る」という1つの構造上のパターンがある、という主張があるそう。
例えば、うらしま太郎は「内(現実)→外(竜宮城)→内(現実)」、かぐや姫は「外(月)→内(現実)→外(月)」というような感じ。

この矢印(→)の部分に境界の越境がおきていて、そこで物語上重要な事件が起こる。
この構造を観光に敷衍すると、観光において重要なのは「現実から離れること」ではなく、「離れることで起きる事件」となる。

以前から疑問に思っていた「旅行へ出かけるとき、あるいは旅行から帰ってきたときに、見慣れていたはずの日常が少しだけ違ってみえる(思える)感覚」は、この構造で説明できるような気がする。

#日記 #旅

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