インスタのハッシュタグが嫌いだ

私には嫌いな物はあまりない。「そんなに好きじゃない」や「なんか苦手」は山の様にあるけれど、はっきりと「キライ」なのは数えるほどしかない。

そんな数少ない嫌いなものが、餅とインスタのハッシュタグだ。

餅の話はさて置き、ハッシュタグである。ハッシュタグというのはSNS界でしごく便利に使われているが、インスタでの使用法はしばしば異様である。自分の投稿のコメントの最後に、いわば自分へのツッコミとしてハッシュタグを重ねるのである。

#とか言って #眠いだけ #明日はお休み

などの様に。最後などもはや、ツッコミ待ちなのか。

私がインスタのハッシュタグが嫌いなのには理由がある。

第一に、私は本来の役割をなしていない物が好きではない。室内のサングラスだとか、真夏のニット帽だとか。

ハッシュタグとはそもそも、つける事で同じタグの付いたものを一気に見るためのものである。「#富士山」などとつければ、そこを押せば数々の富士山の中に自分の写真も肩を並べ、また「#由美子の日々」などとオリジナルのタグをつければ、自分のアルバムが作れる。

#とか言って などのハッシュタグは、この様な用を全くなしていない。

第二に、これは完全な私の持論だが、ツッコミとは自分でするものではない。自分へのツッコミとは即ち言い訳で、言い訳する位ならしなければいいのである。

という訳で、
インスタのハッシュタグが嫌いだ。

#コラム #嫌い #面倒くさいやつって #気づいてる #コンテンツ会議

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