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計画的偶発性理論

私は、充実したセカンドキャリアを過ごすためには行動が必要と書いているが、具体的にどう行動するかというの目安として、「計画的偶発性理論」がひとつの拠り所となっている。

これはアメリカの心理学者クランボルツ教授が唱える理論で、「個人のキャリアの8割は偶然によって引き起こされる」としている。つまり、これまでのキャリアの立て方は、将来の目標を決めて、それに向かってキャリアを積み重ねるという考えだったが、変化の激しい時代においては、将来の方向性は個人の意思などで決められるものではなく、さまざまな行動を取ることによって偶然の出来事に遭遇したり、チャンスが生まれるとされるのである。

ではその偶発性を誘発させるには、どのような考え方がいいのか。クランボルツ教授は5つのキーとなる心理特性を提唱している。
①好奇心・・・新しいことに興味を持ち続ける。または学び続ける。
②持続性・・・失敗しても諦めずに努力し続ける。
③楽観性・・・何事もポジティブに考える。
④柔軟性・・・こだわらずに柔軟に考える。
⑤冒険心・・・結果がわからなくても、とにかくやってみる。

これらの5つの要素を前提として行動に移すと、よりチャンスが巡ったり、予期せぬキャリアにつながったりするのである。

特に私がこのなかで思う重要な要素は好奇心。「好きなことや、やりたいこと」を見つけるワークで、潜在意識を呼び起こすには、好奇心の有無がとても大切だと思う。
だから世の中の新しいことや珍しいことなどに対してとにかくアンテナを張り、情報を自ら取りに行く行動体系を身につける。好奇心をもって行動すると偶発的に何かを得たり、何かに巡り合ったりするのではないかと思うのである。歳をとると何でも知ったかぶりをしたり、特にIT関係などは「俺には関係ない」と全く興味を示さないことも多いが、そういう姿勢はNG。ちょっとした新しいことにも首を突っ込めるような柔軟性が大事なのである。

「どのように行動すべきか」に悩んだら、この5つの心理要素を思い出して行動する。そして偶発的なチャンスや成功を得られたり、生きがいにつながるようなものが見つけられれば、それは物凄く幸運なことなのかもしれない。


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