見出し画像

二十歳の自分に教えてあげたい7つのこと

 こんにちは。本日で30歳を迎えるということで、20代を振り返るnoteを書いてみました。

 20代の方だけでなく、自分の人生やキャリアに迷っている方にとって少しでも参考になればという想いでまとめてみました。

 GWというまとまった時間が取れる期間にこそ読んでいただきたい内容なので、是非最後までご覧いただけると嬉しいです。※5分程度で読み終わる内容です。


1.Twitterを使い倒せ

 Twitterには鮮度の高い有益な情報が溢れています。

 実は私がTwitterを本格的に使い始めたのは26歳くらいからで、それまではプライベートの友人の近況を知る為のツールとして活用していた程度でした。

 ですが会社を辞めて起業しようというタイミングで、事業のアイディアが決まっていなかったこともあり、著名なベンチャー起業家の方や、エンジェル投資家の方のTwitterアカウントを一斉にフォローしてみることにしました。

 するとどういった事業・サービスが伸びているのかという口コミや、資金調達を行った企業のプレスリリース、投資先の求人等、自分の価値観を広げてくれる有益な情報が日々TLに流れてくるようになりました。

 実際に私も今の会社にCOOとして参画することになったのは、エンジェル投資家の方のツイートがきっかけでしたし、ツイートで著名人をフォローしておくことで、思いがけないチャンスに巡り会うことができました。

 またTwitterの真の恩恵を享受できるのは、自らが発信者側に回った場合です。

 私もスタートアップ経営者として、自らの体験や知識をアウトプットしていった結果、様々な方に自分のことを認知していただけるようになり、Twitterを通じてたくさんの新しい出会いに恵まれました。

 情報を発信することにはこれだけの効果があるので、是非今日からTwitter上で少しでも誰かの役に立てるよう、情報の発信を始めてみてください。

 自分にとっては当たり前の体験や知識であっても、そういった情報を求めている方は必ず存在しますので、自分のできることから始めてみましょう。

 ※今後スタートアップの極秘求人情報を以下のLINEアカウントで発信していく予定ですので、ご興味ある方は登録をお願いします!


画像2

2.暇になれ

 インターネットが発達した現代においては、新しいチャンスが次々と訪れます。そしてそのチャンスに飛び乗る為には、日頃から”自分の時間”を確保しておくことが重要です。

 私の場合、何かしら自分で事業を立ち上げようということは決めていたのですが、どういった事業ドメインを選択するのか決められずにいました。

 また当時会社勤めしていた私は十分に自分の時間を確保することができず、新しい事業を立ち上げようにもリサーチやインプットの時間が足りていませんでした。

 そこで思い切って、何をするかは決めず「とりあえず会社を辞めてみる」ことに決め、週3だけ業務委託で仕事を請けながら、残りの週4日間はひたすらリサーチやインプットに時間を使うことにしました。

 就職してからまとまった休みは最大でも1週間程度しかなかった自分にとって、この期間(3ヶ月間)はとても貴重で、たくさんの本を読んだり、人に会ったりすることで、自分の人生の方向性について考えることができました。

 それまで多くの人が歩んできたのと同じように「学生→就活」というレールに乗って生きてきた自分にとって、レールを外れることは多少の抵抗感がありましたが、今振り返ってみると人生で最良の選択だったと思います。

 自分は文系で授業の出席が緩かったこともあり、大学時代は無限に自由な時間があるような気がしていましたが、社会人になるとまとまって時間を確保することが本当に難しくなります。

 だからこそ、全自動洗濯機を買う、家事代行を頼む、移動はタクシーを使う等、若いうちから自分の時間を捻出する為の投資を心がけてみてください。


画像7

3.見切り発車で始めろ

 物事がうまくいく時は、たいてい見切り発車で始める場合です。

 私は高校生の頃バンド活動を行っていたのですが、学校の垣根を超え、学生同士が共演できるライブイベントがあったら良いなと思い、自らの友人を集めて学生バンド限定のライブイベントを企画することにしました。


 一度目の開催は出演バンドのキャンセルが出ることを想定して、少し多めに出演ノルマを課したこともあり、結果として初めてのイベントで45,000円の利益を上げることができました。

 しかも出演してくれたバンドからは「楽しいイベントに誘ってくれてありがとう。是非第二回を企画してほしい」と言ってもらいました。

 ユーザーにも喜んでもらえて、自分自身もその対価としてお金をいただくという経験は当時の自分にとっては衝撃で、その後自分が起業家・経営者として生きていこうと考えるきっかけになりました。

 一方で最近の私は良い意味でも悪い意味でも以前より知識が付いてしまっているので、何を始めるにもしっかりとリサーチをして、確実に勝てると思うまで一歩を踏み出せないようになってしまいました。

 結果として、注目はしていたものの、確信が持てなかった波に乗ることができず、結果としていくつもの大きなチャンスを掴み損ねる結果となってしまいました。

 新しいことを始める際、それが世の中の話題になってから参入すると、競合が増えて激しい戦いを強いられますし、成功する難易度も上がってしまいます。

 何かを見切り発車で始められるのは、若さ故の特権なので、自分の興味・関心のあることには片っ端からトライしてみてください。


画像4

4.ホットスポットに飛び込め

 もしあなたが何かで成功したいと思うのであれば、ホットスポット(その分野で最も盛り上がっているコミュニティ)に飛び込むのが一番です。

 私が役員になってから最初の2年間は会社が順調に成長していたのですが、会社が3期目を迎えた頃から会社の成長が止まったこともあり、「自分自身の能力が会社の成長のボトルネックになっている」と考えるようになりました。

 そんなタイミングで仲の良い友人から「マーケティングが得意な高木さんという社長さんが主催する1ヶ月集中のマーケティング講座があるので参加してみないか?」と誘われました。

 高木さんの噂は仲の良い経営者の友人達から聞いていたこともあり、即決で参加の意向を伝えました。

 参加してから気づいたのですがこの講座は相当スパルタで、毎朝10:00から17:30まで座学の授業を行い、翌日の講義までに山のような課題が出されます。

 しかも課題の提出が3回以上遅れると、その瞬間に退塾させられます。(実際に私のことを誘ってくれた友人も3回の課題提出遅れをした瞬間、教室から退場していきました笑)

 このようなスパルタな環境に最初は戸惑ったものの、何とか必死に食らいつき、1ヶ月のカリキュラムを無事に終了することができました。怠け癖のある自分にとって、今までの人生で一番ストイックに頑張った1ヶ月だったと思います。

 なぜ自分の限界まで頑張れたのかと振り返ると、やはり”環境”が一番の要因だったと感じています。

 講師の高木さんは勿論のこと、参加者も事前のWEBテストを潜り抜けた超優秀なメンバー(現役の東大理3の生徒や、年商数十億円の会社の社長等)に囲まれた結果、自分自身の当たり前の基準が引き上げられたことで限界突破することができたのだと思います。

 "あなたの周りの5人の平均があなたである"という言葉もありますが、自分の成長を望むのであれば、自らを強制的に頑張らせる仕組みを作る為にも、ホットスポットに飛び込んでみることをお勧めします。

 ※CMO BANKについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


画像5

5.経験に投資しろ

 中長期的な目線で考えると、自分自身の経験に投資することが、最もコストパフォーマンスの高い投資となります。

 私自身新卒で入社した会社では子会社に配属され、事業の立ち上げに複数回携わってきました。

 与えられている裁量は大きく、何不自由なく働いていましたが、自分の市場価値を客観的に把握してみたいと考え、転職活動をしてみることにしました。

 複数社から内定をいただき、社長直下で新規事業の立ち上げを行うベンチャーA社、グループ会社の業務改善コンサルを行う大手B社で迷った末、B社に行くことにしました。

 業務内容的にはA社の方に興味を持っていたのですが、オファー金額が高かった為、「プロとして1円でも高いオファーを出してくれる会社で働くべき」という信念のもと、B社に入社することになりました。

 転職した結果、すぐに違和感を感じるようになります。コンサルの仕事から学ぶことも多かったのですが、近い将来起業したいと考える自分にとっては、他社の事業のサポートがメインとなるコンサルという仕事が退屈に感じてしまったのです。

 この違和感は時が経っても解消されることはなく、僅か半年程で退職することとなりました。

 私自身は退職が転機となり新しいチャレンジもできましたし、コンサルの経験も役立っているので、今となっては良かったと思っているのですが、働いている期間は仕事のやりがいを感じられず、辛い想いをしていました。

 目先の給与差だったりお金というのは長い人生で考えると誤差の範囲なので、何かを始める際はお金モチベではなく、自分が得られる経験という資産に注目して決めることをおススメします。


画像5

6.自分の頭で考えろ

世間の常識が自分にとって必ずしも正しいとは限りません。

 大学三年生の頃、自身が立ち上げた事業で生活費や学費を賄えていたので、そのまま自身の事業を拡大させるか、はたまた他の人と同じように就職をするのかで迷っていました。

 当時の私の目標は"自ら事業を立ち上げ、大きな会社を創る"というものだったのですが、自分の祖父が就職することを強く望んでいたことや、自分自身にも社会人経験が無く1人でやっていける確信が無かったことから、一度会社というものに入社して社会人経験を積むべきと判断し、就職することに決めました。

 新卒で入社した会社では本当に多くの経験をさせてもらいましたし、私のような扱い辛い部下を持った上司の方々には今でも感謝の気持ちで一杯です。

 ただ一つ言えることは、もし今の自分が20歳だったとしたら、就職という選択肢は選ばないだろうということです。

 なぜなら自分が目標としていた"自ら事業を立ち上げ、大きな会社を創る"ということに関して言うと、あれこれと準備をするのではなく、実際に自分で事業を立ち上げてみることこそが最も近道になると考えるからです。

 いくら筋トレや素振りをして準備していても、実際に試合の中で打席に立ってみないとボールは打てるようにならないのと同じで、実践することこそが目標達成への最短距離なのです。

 私も昔、起業したいという話をしたら、「やめた方がいい」「リスクがある」と言われたことがあるのですが、そういうことを言ってくる人はもれなく自分が起業したことのない人ですし、リスクを分解して考えたことのない人です。

 あなたの周りにはあなたの目標や挑戦を否定してくる大人が必ず現れます。そして高い目標や無謀な挑戦を掲げれば掲げるほど、その人数は多くなります。

 ですがそういった周囲の声というのが、必ずしも自分にとっての正解となる訳ではありません。

 ですから周囲のアドバイスは聞きつつも、それを自分の中で一度咀嚼し、最終的には自分の頭で考えて行動することを心がけましょう。


画像6

7.自分の人生を生きろ

 SNSを見ると自分と同世代で自分よりも突き抜けた結果を残している人もいますが、他人と比較して落ち込む必要はありません。

 実は私も20代後半になってSNSを使い始めてから、自分と同世代で突き抜けた結果を出している起業家の存在を知り、自らに対して強く劣等感を感じるようになりました。

 そしてその劣等感によって自分自身に焦りが生じ、どうすればその差を埋められるのかと日々思い悩むようになってしまいました。

 そんな時、自分が仲良くさせていただいているアーティストの方とお話する機会がありました。彼は自分の好きな音楽作りに没頭しており、決してお金は持っていませんでしたが、自分の人生を思い切り楽しんでいました。

 彼の生き生きとした目を見た時に”他人と比較して上を目指すことが幸せなのだろうか”という疑問がふと湧いてきました。

 それと同時に、”自らの興味関心の赴くままに、目の前のことに没頭できる状態”こそが最も幸せなのではないかと考えるようになりました。

 自分の場合、ある程度の家には住みたいですし、たまには美味しいものも食べたいですし、将来的に結婚して子供もほしいと考えているので、一定以上お金を稼ぐ必要はあります。

 しかし、仮に今100億円を手にしたとしても、自分の幸福度が今以上に上がるとは思えなかったのです。

 そう、私は知らず知らずのうちに、”他人に勝つ”ことを目標に人生を生きてしまっていたのです。

 周囲からの刺激を受けて自分自身のエネルギーに変えること自体はいいことですが、他人に勝つことだけを目標にする人生というのは、他人の軸で生きてしまっていることと同じです。

 一度しかない人生を豊かに生きる為に、自分の奥底から溢れ出る情熱に身を任せ、自分にとっての幸せを定義し、自分の人生を生きましょう。


 以上が”二十歳の自分に教えてあげたい7つのこと”でした!

 もしこのnoteが少しでも良いなと思ってくださった方はTwitterのRT・いいねにご協力いただけると嬉しいです!

 あと今後は定期的にnoteも更新していきたいと考えているので、noteのフォロー・スキボタンもポチッと押していただけるとモチベーションに繋がって嬉しいです!

 本日はこの辺りで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?