会社は誰のものか?ステークホルダー全員のもの

会社はだれのものか?
会社は損益計算書を分解していくとステークホルダーのものである。
資産は会社のもの、
利益は株主が処分権限を有する。
会社の支配権は株主が有している。
株主は最劣後の地位にあることから、支配権を与えられる。
経営者が自社の株価に無頓着でそれを割安に放置することによって、
結果的に理不尽な富の分配を引き起こしてしまう。
利益を生むことと企業価値創造とは違う。
事業はその資本コストを上回る利益を上げなければ、
企業価値を毀損していることになる。
企業価値=株式時価総額+ネット有利子負債
企業価値はFCFと株主資本コストから算定される。
株式価値がバランスシートよりも高ければ、
のれん価値がプラスになる。
どのようにのれん価値を高めるのか?
PBR=PER*ROE、
PBRは株価純資産比率。
PERは株価収益率で未来の数値。
ROEは現在の数値。
どちらの数値が高いかが、会社の価値として現れる。