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両利きの経営序章

両利きの経営とは、
知の探索と知の進化です。
この理論が優れている点は、4つある。
1,イノベーション研究での学術理論である点
2.良質な事例研究からなされている点
3.イノベーションに関するダイナミックケイパビリティの解説もある点
4.両利きになるための最大の課題はリーダーシップであると言い切っている点
ダイナミックケイパビリティとは、
環境変化が激しい中でも企業が恒常的に変化して対応し続ける能力である。
リーダーに求められる行動力
1.新しい探索事業が新規の競合に対して競争優位に立てるような、既存組織の資産や組織能力を突き止めること
2.深化事業から生じる惰性が新しいスタートアップの勢いをそがないように経営陣が支援し監督すること
3.新しいベンチャーを正式に切り離して、成熟事業からの邪魔や支援なしに成功に向けて必要な人材、構造、文化を調整できるようにすること

既存のビジネスと180°異なる変容だと思いました。
明日以降、もう少しわかりやすく両利きの経営を解説したいと思います。