Mobility3.0
モビリティ、人々の移動はどう変わるのか?をメインにまとめます。
車両はコネクテッド×自動運転×シェアサービスにより変化する。
サービスの高度化、創出、移動手段としての車空間の価値向上、社会システムとしての価値向上を見込む。
車業界のKSFは大きく変わると予想される。
フェーズ0(従来)
KSFは、製品の垂直統合。
フェーズ1(現在から未来、E/E化)
KSFは、水平分業、標準品組み合わせ。
フェーズ2(直近2025年前後、コネクテッドサービス)
KSFは、UX/CX価値想像力、サービス開発力と集合知。
フェーズ3(2030年前後、自動運転)
KSFは、サービスオペレーション、交通・エネルギー・情報システム力。
2020年はデジタルエコノミーの時代、
2030年はパセンジャーエコノミーの時代となる。
モビリティ領域におけるビジネスモデルは7つ考えられる。
1.完成度の高い車両プラットフォームの提供
2.自動運転の安全性・信頼性の担保提供
3.キーコンポーネントによる寡占化
4.車の売り切りから利用への対応
5.圧倒的な顧客基盤の保有によるニーズの活用
6.社会インフラとの連携
7.多様なユースケースへの対応
将来のビジネスモデルは、
技術を使って情報を取り込み、
質の良い情報に変えて、
情報に合わせたビジネスモデルをつくること。
例えば、コネクテッドを前提としたモビリティ×通信領域のサービスは下記がある。
オートローン、フリートマネジメント、エネルギーマネジメント、予防安全、テレマ自動車保険、盗難防止、
緊急連絡、安全運転診断、社内決済サービス、エンタメ、リアルタイムナビ、データ売買等。
実際の例として、
リモート車両プラットフォームをコンチネンタルが作っている。
車載システム、移動サービス、都市づくり、どこでビジネスを仕掛けるのか?
都市交通プラットフォーマーのような立ち位置が、車両製造するメーカーへ車両要件を提示できる強い立ち位置となる、と考える。