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Slack株主から見た米Salesforce、277億ドルで米Slack買収について

企業向けソフトウェア大手のSalesforceは1日、
ビジネスチャットツールのSlackの買収で合意しました。

買収額は277億ドルで2021年7月までの買収完了を目指すそうです。

私はSlackの株主です。
買収ディールは、Slack1株につき現金26.79ドルとSalesforceの普通株0.0776株を受け取ります。
(2020/12/02)Salesforce終値 $220.78
Salesforce株の2日の終値に基づくと、
Slack株主が受け取る額は
Slack1株当たり$43.92となる。

(2020/12/02)Slack終値 $42.71

買収額は、
買収協議が報じられた11/26のSlack株約$30から46%のプレミアムを上乗せした水準である。

私がSlack株を購入したのが2020年5月、1株当たり約$32で購入した。
購入した理由は、
ビジネスチャットツールとして使用した際、
IT企業に普及していくのではないかと直感したからです。

買収ディールを株主として評価すれば、
良いディールであると高く評価してます。
11/26のSlack株約$30から12/02のSlack終値は$42.71と42%上昇した。
Salesforceとのシナジー分が大きいと判断しているためである。
かたや、Salesforceの株価は下落した。
11/26のSalesforce株約$260から12/02のSalesforce終値は$220.78と15%下落した。
理由は、買収シナジーをSlack株主へ多く分け与え、Salesforce株主への分け前が低いと判断したからだと想像します。
Slack株主にとって良いディールであると言える。

しかし、日に日にSalesforce株が下がっている。
Slack株主として、いつ、株を売却するのが良いのか?
それとも、Salesforce株へ交換する日まで持ち続けたほうが良いのか?
もう少し考えてみます。