私、立ち止まる、転機

２年前に始めたnoteに久々に投稿します。
演劇について投稿するにあたって、
「これを読んでくれた人に役に立ちたい」
なんて思っていたのですが、
取り急ぎ、揺れる自分の転機についてリアルタイムでつづるのが今の自分にはお似合いだわと思いつづりたいと思います。その方が悩まず書けるし。演劇要素もあるし！

私、２年前にさるキャリア支援の講座を受けて、自分の大好きな演劇について情報発信しようと思ってこのnote始めたんですよ。その時から今までについて備忘で書いておきます。

超ホワイト企業に勤めながら、１００点満点の福利厚生を利用し、出産後に職場復帰を果たしたわたくし。後輩社員のためにも、ワーママとして働きやすい実績でも残したいくらいの感覚だったのだが、
復帰後に仕事が変わり、メンバーも変わり、前任は異動し、と一気に１人親方の立場に追い込まれます。助っ人予定の後輩は退職！
んで、まあこのくらいだったら１人できばってくれい、ということだったんだと思うけど、短時間勤務なのに仕事あふれてたのね。
で、上司に相談したら「これはやってもらわないと困る」とか言われる。

当時は、この会社のこの立場を守るためにやってやんぜ！とか思えなくて、１６時までなのに１８時まで残業していることにすごいイライラしていた。
しかも、視野が狭かったので、給与明細のみかたもわからなくて、「えっ、こんだけ残業してるのに残業代１０００円なんですけど」とか勝手にショックを受けていたの・・・。多分、フルタイム分まで残業した分は、基本給の方で払われていたのではないかと思います。てか今社労士なので、当時の自分に「働いた分はもらってますよ！！！」と強く教えてあげたい。

あとねー上司が変な人だったんだよねー。部内でも仕事しろよとか言われてた。まあ、マネジメント＝進捗管理って感じだったし、「手伝う」と言われてお願いしたら、データをピボットにしただけで返される・・・みたいな感じだったし。部下の仕事に興味もないし、よくわかってなかったんだと思う。それでも、短時間勤務の社員に残業させているという状況からか、棚卸しって感じで仕事の話きいてもらってたけど、上司でもできるように仕事切り分けて説明するのも結構な手間なのよ！丸っとなげてくれい！みたいな風にしてもらえないとキツイ。

そんなこんなで、悩んだり考えたりすることを放棄するために、フルタイムに戻します。これ会社の思うつぼやん！と思ってしまうことも地味にストレス・・・そうでもないと思うけどね、当時は視野狭いからね・・・。

んでんで、一番きつかったのは時間に追われていることで、眠れなくなったりしたわけ。涙ツーと出て、何やってんだろうと。明日１５分ロスしたら明後日の予定崩壊すんぞみたいな感じで。今考えると、管理職のようにマインドセットを切り替えるべきだったんだと思う。全部の仕事に同じ熱量で取り組んではいけなかったんだと思う。でも当時はそういう仕事の仕方知らなかったんだよね。管理職の同期に「管理職みたいに働かないといけないってことかな」なんて相談したりしてたけど、管理職研修とか受けてないし。

で、急にね、これほんと気づいちゃったのよね。「あ、会社辞めちゃおうかな」ってね・・・口に出して言ってみたのよ「会社辞めちゃおうかな」って。そしたらどんどんそれがグッドアイディアのような気がしてきたのさ。１００％ここにいた方が生涯賃金とかいいんだろうなって思うけど、そうやって辞められなくなって、超有能なのに使いやすい秘書にされてるあの先輩みたいになるのか？ここにずっといたとして、どうなりたいのか？とか思いつかない。このまま居続けるのが前提だと、市場価値とか気にしなくていいやんと思ってたけど、これから先もライフイベントとの軋轢はあるだろうし、そのたびに心身消耗するわけ？とか。いまの環境がアンラッキーなだけかも？耐え忍ぶか？とか。

でもでもその「辞める」って行動が、私の人生的にすごいわくわくしたのよね。

いままでずーっと王道歩いてきたんですよ。中学受験、大学受験、就職と。一方で、部活（演劇部）で人一倍変なことしたがったりしてた。できる範囲で殻を破りたがり肝心な人生はすごい手堅かったのよね。
別にそれでいいんだけど、自分のなかでなにか矛盾があった。自分だけの方法を見つけたいと思いながら、選び取ることが怖くていつも王道をとった。つぶしがきくように。これまでが布石で、いまがその選ぶ時なんじゃないの？と私Ａがささやいた。私Ｂも負けじとね、「いや辞めるのやめた方がええ」と正論で主張したよ？でも圧倒的に私Ａの方が面白かったし、意外と周囲も止めなかったんだよね。

辞めるからにはどうすんだ、って考えて、憧れとコスパと保身とプライド色々考えた末に資格に挑戦することにした。背水の陣で、と思ったので取ったらやめるじゃなくて、辞めてからとりました。しかも試験が終わるまでは家族計画が止まる、という家族会議の結果、一発合格を自分に課しました。一発合格が一番カッコいいじゃん！という感じで。

で、一発合格しました！
資格を使って転職しました！引き続き時短もかなえました！
そしたら第二子授かりました！二度目の育休！←いまここ

なんか怒涛。
んで、その資格が人事系なのでその周辺の勉強もしたわけですよ。
・キャリアコンサルタント
・給与計算検定１級
・働き方改革コンサルタント　とかね。
勉強好きなんです。インプット大好きなんです。

それである日突然、気づいたわけですよ。
「私こっち方面やりたかったんだっけ？」と。
ぶっちゃけ、新しい畑で頑張るにしても、ひよこ扱いなので、仕事がつまらんのです。そんなの当たり前じゃん、と思います。異業種に転職したら最初は修行なのは当然じゃん！これに賭けようって方向転換したわけだから、やり続けようと思っていますよ。でもなんか、何かが足りねえ・・・。

で！ここで！
過去と現在をつなぐもう一つのピースを見つけたんですよ！

私、演劇すごい好きなんです。
でも一度劇団立ち上げたときに、才能のなさに直面して諦めモードでした。優等生の私が直面した人生初の超絶挫折でした。死ぬほど憧れた「劇団やってます」を実現したのに全然動けなかった。憧れにリーチしてることに気づけないというか、コツコツ積み上げてつかんだる、その夢！というのがわかってなくて、いつも受け身だった。自分の欲に無自覚で、それしかない選択肢だって思えなくて、甘えてた。その時のメンバーはいまかなり有名になっていて、やっぱり才能ある人は違うなあなんて思ったりして・・・。
その人怖かったのですが、こうして裸一貫、地に足をつけて考えると、最近になって実行力、セルフプロデュース力、執筆力、野心etc、リスペクトできるようになり、もう一度、私も演劇の周辺でできることを頑張りたいと思った次第なんですよ。

でいま、また２年前に受講したキャリア支援の講座を受けて、行動しようと思います。自分の主人は自分だけなのさ！
仕事になるのか？
専門家でもないのに？
という思いはおいといて、演劇ワークショップを立ち上げようと考えている最中でございます。無名の個人がお勧め感覚で始めるワークショップ。
し・か・も、今までの凡庸な人生も無駄にはせん！
損保で１３年のゼネラルな能力（専門性皆無）、頭がよくて優しい人たちとのご縁、そして発作的にとった資格の知識、演劇での人脈、演劇愛、私のこと「面白いね」って言ってくれた人たちにもらった小さな自信、自分でなにかやるべきと言ってくれたあの人、この人たちのあたたかさ・・・
総動員したるで！！

果たして・・・・！

そしてここで宣言。
この二度目の育休を使って人生を変える！
保留にしてきた、自分の生きたい道を選ぶために、行動する！
行動するうう！！
YouTubeで誰か言ってたもん！毎日１５分、５年後について考えれば夢は叶うとね！だからその１５分の思考を、ここで吐き出し、行動に繋げたいと思います。

行動するーーー！