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災害に備える水のこと

暮れに物置を片付けていたツレ。

「お~い。どうするんだよ。ペットボトル」

あ・・・また始まった。
少しづつ買い足しをしていたペットボトル箱のことで。

「こんなに要らないだろう」
「消費期限が切れてる」
「古い方から捨てよう」
「庭に撒けば無駄にならない」

むむ・・・なんということを。

「場所ふさぎだろう」

さらに
「新しいのを買い足しておけばいいじゃないか」
とのたまう。

何もわかってない。

あのね。だからね。

水は非常時の為に買い置き、買い足ししている。
捨てるとは何事だ~。
以前にも捨てる、捨てないで口論でしたよね。

非常や災害が起こった時のためなんだから、水はいくらあってもいいんだからね。
と、何度も言ったはず。

だから・・・・・
ワタシが、以前と同じことを説明しても引かないツレ。

クソ~がんこもの~  

邪魔だと。
買えばいいだと。
捨てるだと。

2階から降りてきた娘が
「何を口論してんのよ」
これこれこういうわけだと説明すると
「水は大事だよ。どこでもいいから、とって置きなよ」
「全く。くだらないことで・・・」

ツレはシュンとして苦笑い。
娘の一喝で収束を見た。

災害時の停電

先日の能登半島大地震に関する報道を毎日見ている。
被災された方にとっては、不自由を強いられている毎日だ。

13年前の東日本大震災の原発事故では、電気の供給が制限されて、計画停電というのがこの辺りでもあった。
その時は、時間がわかっていたので何とか凌いだ。

4年前は台風の強風で電柱が倒れる、電線が切れるで3日間停電した。
夏の暑さがぶり返した中で
冷蔵庫の中の食品が常温に戻っていく。冷凍品が次第に溶けていく。
洗濯機が動かない。風呂場で手洗いをして、絞って乾かした。
夜は真っ暗。山用のランタンをともした。
懐中電灯も有難かった。
一番困ったのは、テレビやラジオの情報が入ってこない。
入ってこないので、辺りの被害の状況がつかめなかった。

3日経って普及した時は電気のありがたさを改めて感じた。

その上、断水したらどうなったかと思う


断水

で、話は冒頭に戻る。
消費期限が切れたペットボトルの水でも顔や手は洗える。足や頭も洗える。
食器も鍋も洗える。
洗濯も出来る。
水洗トイレにも使える。
実際、今回のような災害に遭った時、水はいくらあっても足りるってことはないのだよ。
と、常日頃思っていたので、ツレとのバトルとなってしまった。

飲み水がないということは、直接命に関わること。
そして水は生活に欠かせないもの。

被災された方々に思いを寄せながら
他人事と思わず、いつ来るかわからない災害に備えていたい。


ヘッダーのイラストは
クリエーターのAomy.様のをお借りしました。
ありがとうございます。
















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