見出し画像

美しい花に貴女を想う

昨日は仕事で川越に出かけるとわかった時から、最近よく行く花手水が美しい最明寺へ行こうと思っていました。
もう再び会うことのない貴女を思いながら。

12月23日、就寝前に開いたFacebookで信じられない投稿記事を見つけました。
大切な友人の一人が亡くなったと…
彼女の親しい友人が彼女をタグ付けして追悼の記事を投稿していました。
とても信じられなくて。

翌日24日に彼女と共通のお友達で私よりも近しい人に確認しました。間違いではありませんでした…
その人も知ったのは前日だったとか。
何度か入院先に見舞いの品や本の差し入れをしていたそうですが、コロナ禍で面会出来ず会えないまま。
10月頃から送ったメッセージに既読が付かなくなり、12月に入ってクリスマスプレゼントを届けようと病院に連絡したところ、詳しいことは(個人情報保護のため)お伝えできないからご家族へ聞いてと言われたとか。あとで知ったその電話の日は亡くなって2日後のことだったそうです。

彼女と最後に会ったのは昨年の10月のこと。年に1,2回会うくらいでした。
夢だった「おむすび屋さん」を時々、地元のお店の一角を間借りしてやっていました。
こだわりの詰まったおむすびはとっても美味しくて、明るい彼女とお喋りしながら食べると心も体も元気になりました。

夢を語り、互いを応援し合いました。独身だったこともあって時には恋バナでも盛り上がったり。楽しかったなぁ…

今年の5月の彼女の誕生日にメッセージを送りました。またおむすび食べたいなぁと。
そこで初めて入院していると知りました。あとで聞けば、4月のおむすび屋さんが最後で、体調を崩して入院したばかりの頃だったようです。
余命宣告もあった中、まだその頃は彼女自身が復活を信じていたようです。
私への返信にはその思いが力強く、明るく綴られていましたから、そんな大変な病を抱えて闘っていたとは気づきませんでした。彼女なりの心遣いもあったのでしょう。

向かった先の最明寺の御本尊は「阿弥陀如来」さま。極楽浄土へと導いて下さるそう。
旅立った貴女へ。どうぞ安らかに、と祈りました。

花手水はクリスマス花手水が華やかでした。
明るい笑顔が素敵だった貴女には、元気をくれる黄色い花が似合うかな?
出会ってくれてありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?