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カジュアル子ども写真への思い②
あっき~です♪
新潟で、【柿農家】と【フォトグラファー】と【ポッドキャスター】と【在宅校正者】をしながら、四姉妹の父親をやってます。
noteを通じて、【自分のこと】【日々のこと】などを雑多に書いていこうと思っています。
この記事では、ぼくが なぜカジュアル子ども写真を撮っているのか について書きます。よかったらご一読ください。
フォトグラファーとしての現在の専門は、「カジュアル子ども写真」だと明言しています。簡単に言うと、私服で生活圏内のスポットにて行う撮影です。プロの写真撮影は、「人生の特別な場面で」という認識が まだまだ一般的な中、「普段着での飾らない姿も残す」ことに こだわって活動しています。
そこには、どんな思いや願いがあるのか。今回は、そのあたりを全3回のシリーズで書いてみたいと思います。
自分の選択肢
「子ども写真を撮りたい」という思いだけの自分が、どうやってフォトグラファー活動をスタートさせるのか。ぼくが働いていたスタジオの感覚でいくとしたら、始めるには必要なものだらけです。スタジオとセット、撮影小物、衣装、照明……物だけでなくて、美容関係のスキルはどうする?
我が家の経済状況では、いろいろな必要物を そろえていくのは難しそうです。そんな中、手元にあったのがカメラとレンズ。スタジオ時代に背伸びして、自主練用に購入したものでした。
ここからスタートするしかない。そうなると、撮るのはハレの日ではなくて、普段着でのカジュアルな写真がいいのではないか。そもそも選択肢は限られているように感じました。
ただ、上記のように書いてしまうと誤解を招きそうなのですが、カジュアル子ども写真が撮りたいと思ったのは、それらの現実的な面からだけではありません。普段着での思い出写真に対して、もともと思い入れがあったのです。
カジュアル子ども写真を選ぶ
普段着での思い出写真の重要性を意識するようになったきっかけは、スタジオで働いていた頃にさかのぼります。
くり返しになりますが、スタジオで撮影していたのは、いわゆる人生におけるハレの日の写真です。お百日や七五三、誕生日に入園・入学記念など。そういった姿を残す大切さを感じていた一方で、「それだけでいいのかな?」という思いを抱えるようになっていました。
ご家族が普段 目にされているお子さんの姿は、きれいに着飾った特別な姿のほうではありません。子育ての大半の時間で目にしているのは、飾らない普段着での姿です。そんな何気ない、いつもの姿だって、写真に残しておいたほうがいいのではないか。いつもとちがう お子さんの晴れ姿に興奮するご家族の姿を微笑ましく眺めながら、そんなことも思うようになっていました。
自分の現実的な環境と、普段着での思い出写真も残すことへの思い。
「カジュアル子ども写真」の出張撮影を、専門にやってみよう。
そう決めました。
やってみて感じたこと
なんとかホームページや必要物を準備して、2015年12月に「出張撮影LIGHT Photography(ライト フォトグラフィ)」の活動をスタートさせました。
始めてみて感じたことは、「普段着での思い出写真をプロにお金を払ってまで残す」という文化は、まだまだ需要が少ないのだなということです。予想はしていましたが、なかなか撮影のご依頼をいただくことはできませんでした。
それでも、続けているうちに少しずつ認知されるようになってきました。SNSのフォロワーさんが少しずつ増えてきて、2019年の撮影企画「新潟県内100家庭の子どもたち」で、一気にたくさんの方々に活動を知っていただくこともできました。
撮影が増えてくると、「普段着での思い出写真がほしい」という方々も、ちゃんと存在するんだという自信につながってきました。不安も感じながら手探りで進んでいく中で、
「自分の子どもはスタジオの空間が苦手だったんだけど、あっき~さんのカジュアル撮影では笑顔の写真が撮れたのが本当にうれしい」
「カメラ目線! みたいなのはスタジオでも撮れるけど、この何気ない自然な家族の姿はあっき~さんのカジュアル写真ならでは」
といったお客様の声には、本当に本当に励まされました。
カジュアル撮影と相性がいいかも?
さらに、「ぼくはカジュアル撮影と相性がいいのかもしれない」という予感が、実感に変わっていきました。
ぼくの撮影では、けっこうテンション高めにわちゃわちゃとさわいでいることが多いです。もちろん、お客様の様子や雰囲気によっても変わりますが、基本的に撮影中いちばん はしゃいでいるのは自分だったりします。
スタジオ時代だと、それはそれでよかったのですが、さわぎすぎてお着物や衣装が乱れてしまう場面が散見されていました。お子さんとの距離が縮まることが多く助けられてきましたが、衣装を直すのに時間がかかったり、衣装の写り方に美しさが足りなかったりして、悩むことは少なくなかったです。
しかし、カジュアル写真では衣装の乱れはそこまで問題になりません。走り回っての撮影も大歓迎で、自分の長所を、思いっきり活かせるようになりました。そんなこんなで、単純に ぼく自身が撮影をとても楽しんでいます。
次回は、いよいよ最終回。カジュアル子ども写真を撮り始めて生まれた変化や、撮影への思いについてです。よかったら、次回もぜひお楽しみください。
楽しいことが好きな人間です。変に大人ぶることなく、全力で楽しいことをやっていきます。そんな自分の活動が、誰かの何かのプラスやきっかけになったら、こんなにうれしいことはないなって思います。
そんな自分が紡いでみたnote、よかったらぜひ今後ともおつき合いください。
お読みいただき、本当にありがとうございました♪
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フォトグラファー:https://lightphotography-sukiraku.weebly.com/
ウチぐだ:https://lightphotography-sukiraku.weebly.com/uchiguda.html
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