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後でいいやを手放す

展示会場でのお仕事。人の流れを見ていて思う。先日電話で聞いた父の様子のことを 
 
 
毎週末実家に電話している。電話する度に母から二人暮らししている認知の父の失敗を聞く。

実家で一緒に暮らしていた時は何でも作ってしまう父が大きく見えた。それがお正月帰省した時、私が昼頃到着しても午前中寝て、更に1時間以上寝ていた。病気だからしょうがないと母は自分に言い聞かせていた。 
 
この間電話した時もそう。失敗が多くなり、それを1人で片付ける母。疲れたと言いながらしょうがないと話を終わらせる。しょうがないって何たんだろう。

仕方ない、仕様がない、 
 
  

展示会場に立ち、父と同じくらいの年齢の方が、今でも目をギラギラさせながら目新しい物を見つけにくる。老若男女それぞれが目的を求めて流れてくる。 
 
父の姿をその中に置いてみた。人の人生って何なのか。最近、生死を考える出来事が多く、父の人生、母の人生もしかり、考えても結局は答えは出ないのだけど。 

 
最近、週1で話す母からは、子供たちの手が離れ、仕事も辞めたと思ったら、体が思う様に動かず、お父さんも病気になっちゃうし、振り返るとあの時こうしておけば良かった時思うと。
だからやりたいと思った時にやった方が良いよと、子供の時に聞きたかった言葉が出てくる。 
 
少し悶々とするけれど、人生の終着地点が視野に入っている母からの言葉。素直に受け止めようとなる。 
 

そして、後でいいやは手放せているかな?と自分に問う。
 

今年ももう1/12が終わり、2月がスタート。日差しも春に近づいていますね☺️

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