「美しいものたちの残骸」【詩】
夜空から
美しいものたちの残骸が降ってくる
ぼくは汽笛を聞きながら
帰れない時を知る
青春はどうしてこんなにも
もろくてまぶしいのだろう
まるで空からの
悲しい贈りもののように
手をかざせば
なにもかもすりぬけてゆく
美しいものたちは
今、醜い汚れとなって
ぼくの足下を濡らしてゆく
サヨウナラ
美しいものたち
サヨウナラ
ぼくの青春
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夜空から
美しいものたちの残骸が降ってくる
ぼくは汽笛を聞きながら
帰れない時を知る
青春はどうしてこんなにも
もろくてまぶしいのだろう
まるで空からの
悲しい贈りもののように
手をかざせば
なにもかもすりぬけてゆく
美しいものたちは
今、醜い汚れとなって
ぼくの足下を濡らしてゆく
サヨウナラ
美しいものたち
サヨウナラ
ぼくの青春
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