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「夢みる季節のおわりに」【詩】

夢みる季節のおわりですから
ぼくからきみになぞなぞをだそう

どこにでもありふれていて
たったひとつしかないもの
なーんだ

夢みる季節のおわりには
冷たい風がふきますから
どうか体をこわさぬように
元気でいてくれたら
こたえをおしえにきてね
ぼくの生きるところまで

ずっと ずっと
待っていますから
どこにでもありふれたこたえなど
いりませんよ
きみだけのこたえを
見つけてくださいね

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