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「ナイチャー」の見分け方??

みなさんこんにちは、離島ライターあっきーです。
唐突ですが…
「沖縄におけるナイチャー(本土の人)の見分け方講座」を行います。
・・・冗談です(笑)
でも、最近ちょっと書いてみたいと思うきっかけがあったので。
よろしければお付き合いください。

「しまんちゅ」は、ナイチャーが分かるの?

この間、内地からのお客様をお連れして島内をガイドしていました。
その時に、海で漁をしているおばぁとおじぃに会ったんです。

「こんにちは~」と挨拶すると、
おばぁ「おねぇさんたち、島の人じゃないやね~?」と。
私「おばぁ、私は島に住んでて、お連れしてる皆様は内地の方よ~」
おばぁ「あぁ、そうなんね~。でもおねいさんもヤマト※の出身やろ?」
※沖縄では年配の方は、内地のことを「ヤマト」という方が多いです。

・・・やっぱり、バレましたか(笑)

そうなんです。
ナイチャーやね?と言われたのは、島に来てこれが初めてではなく。
おじぃおばぁは、私が名乗らずとも、「あぁ、ヤマトの子ね」と。
・・・なぜ!
見ただけで分かるんでしょうか・・・(謎)。
別に、関西弁とか出してない…と…思う…し…(←父親が関西人な私)

私も、観光の方なら分かるのですが。

島に住み始めて8か月以上。
かくいう私も、島民の方と観光客の方の見分けは着くようになりました。
今、自分が島民になってみて分かるのですが。
観光客時代、やたらと「どっから来たね~?」と言われた理由。
・・・「目立ってた」(分かりやすい)んでしょうね…。

個人的分析の結果。
① 飲み物を自販機で買っている。
(スーパーの方が安いので、島民の方は自販機ではあまり買わない)
② 季節を問わず、半袖短パン、アロハなど、リゾートな恰好。
(島の方は、仕事の関係で長袖長ズボンの方も多い)
③ スーパーや商店では、飲み物やお酒、おつまみ類しか買わない。
(野菜やお肉や調味料など、生活に必要な物資を買う必要がないから)
④ レンタサイクル、手にはガイドマップ。道を聞きたそうにしている。
(実際にこうした状況で声を掛けられる確率、100パーセント(笑))
…そりゃぁ、分かりますよねぇ・・・。

「元・ナイチャー」が分析する、見分け方とは?

さて。
観光客の方の見分け方は分かったところで。
本題の、「しまんちゅはなぜナイチャーが分かるのか?」問題。
・・・難しいですね・・・。

おそらくなんですが。
ひとつに、「顔立ち」があると思われます。
沖縄の方は結構、彫りが深かったり、浅黒かったり(特に男性)する印象があるのですが、確かに多良間もそうです。
男性は、はっきりした顔立ちの方が確かに多いです。
女性も、彫りが深いので美人さんが多い印象ですね。
そりゃぁ・・・「おしょうゆ顔」の私はすぐに分かりますよねぇ(笑)。

あとは、「ことば」。
多良間には、「多良間ふつ」と呼ばれる方言があります。
これがまた・・・難しいんです。
「イ゜」とか「リ゜」とか、読み方すら分からないものも。
そんな「たらまふつ」で会話された日にゃぁ・・・。
会話の内容の9割は分かりません(田舎あるあるですね)。
そんな中、標準語や関西弁は、島ではとても目立ちます。
同じ「こんにちは」でも、イントネーションが違ったりするんでしょうね。

私も少しずつ「たらまふつ」を覚えてはいるのですが、まだまだ。
完全な「しまんちゅ」にはなれないのが実情ですね。

これからも、たらまふつを学びつつ。
「もう、すっかり多良間の子やね!」と言って頂けるよう。
精進(出来るかな?)したいと思います♪


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