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営業力ってやっぱり大事だな。

先週、ようやく新居の引き渡し日が決まったので、引っ越し業者を選ぶために、某サイトで「一括見積もり」の依頼を出しました。

じぶんで業者を選ぶのではなく、自動(?)で大手数社、聞いたことのない業者数社に見積もり依頼が飛ぶしくみ。わかっちゃいたけど、ボタンを押した数分後から、鬼のように電話がかかってきましたねぇ……。

まぁ、こういう営業って、何番目にかけるかとか、どのタイミングで電話がつながるかとかで割と左右されるものなので、どこに決まるかは「運」の力も大きいと思うんです。

でも、でも、でも。
やっぱり、決めるときって、順番だけじゃない何かがありますよね。
「とにかく安けりゃいい」ってもんでもないし。
(もちろん、それがいちばんの優先順位っていう人もいると思いますが)

サービス内容の違いだったり。
営業の態度だったり。
会社としての安心感だったり。
Web上のクチコミだったり。

いろいろあると思います。


今回我が家がお願いすることにしたのは……写真を見ればすぐにわかりますよね(笑)。いわゆる、引っ越し業者の中でも大手のところです。何社かに家に見積もりに来てもらって、わたしが一人で対応して決めました。

決め手はズバリ、営業力
と言っても、単に押しが強いとか、駆け引きがうまいとか、そういうことではありません。

相手(わたし)がどんなことを考えて、何を欲しているのかを推し量って、必要な情報を的確にくれたこと。そして、相手(わたし)のニーズを満たせることをしっかりとアピールしてくれたこと。さらに、期待値以上の価値を提示してくれたこと。この3点が素晴らしかった。だから、「この営業さんにお任せしよう」と思い、契約に至りました。


たぶんあのお兄さん、ものすごく優秀な営業マンだと思います。
わたしより若かったけど。
見た目も口調もぜんぜんゴリゴリ系じゃないけど、きっとものすごい数字をあげてるんだろうな〜。

お客さんにへりくだることもせず、上から目線にもならず、ひたすら「どういうサポートをすれば喜んでもらえるか」を考える。営業としては当たり前なのかもしれないけど、なかなか当たり前にはできないことだと思います。

わたしも元営業なので、わりと厳しく見ちゃう(そしてガンガン値引き交渉するw)ほうですが、彼はほんとうに素晴らしかったです。


逆に、ただ家の中を見て、見積もりを出して、適度に値引きをして。そんな営業さんは、なかなか勝てない時代に入ってきているんじゃないかな。

実際、「ファミリーパック●●円!(←破格)」みたいなメールだけ送ってくる業者さんとかは、不安のほうが大きすぎて、ぜんぜん連絡する気になれませんでしたから。

そして、そういうところは、電話に出て「すみません、もう決まりました」とこっちが言ったときの対応が、すこぶる悪い。

「あ、わかりました。」ガチャン。みたいなところもありましたね。
(なぜそっちがガチャ切りするんだよ。意味がわからない……)

そういうことされた場合、イラっときて、逆に社名を覚えちゃいますからね。余計に仕事を取れなくなるっていう、負の連鎖が生まれるだろうに。
(ライフポーターワタナベ、今後も絶対使わねーからな!)←

電話口は営業じゃなくてコールセンターの人なんだろうけど、お客さま対応するならやっぱり営業力は必要ですよね。その点、やっぱり大手はそういうところも分かっているな、という気がしました。断りを入れたときの対応が、大手ほど丁寧でしたから。


という、ただ引っ越し業者を決めただけなのに、いろいろ考えさせられた週末でした。

相手のニーズをどう満たすか、というのは別に営業だけでなくプライベートでも自分のライター業でも大いに活かせる部分があるので、今後も意識してじぶんの人生に取り入れていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます!普段はクライアントワークが多いので、自分の感性や気持ちと向き合い、表現する場としてnoteを活用したいと思っています。サポートいただいた分は、子どものおやつかオムツに変身するかもしれません(笑)。