生徒児童の問題行動結果

先日岡山県は生徒児童の問題行動調査の結果を発表しました。

いくつかの要因が報告されています。

最も多い理由は無気力や不安によるケースであるとされています。

小学校で1000人当たり9.1人(0.9%)、中学校で34.1人(3%)とかなり大きな割合であると思います。

無気力や不安になるケースは様々にあると思います。

携帯電話の普及などでより精神的ないじめが増えているという現状もあろうかと思いますが、我々は勉強がわからないということも大きな要因のひとつではないかと思っております。

学校カウンセラーなど多くの心に焦点を当てた対策が取られているのは素晴らしい方向性だと思っております。

小学校における1%弱という数字はある意味では今の日本の平均的な状態かもしれません(生産年齢人口において50万人程度の引きこもり状態の人がいるといわれており、おおよそ0.7%になります。)

しかし、中学校の3%は多すぎる数字となります。無気力や不安になってしまった子供たちに対する対処療法は重要ではありますが、そうならない根本対策は最も重要なことだと考えております。

学校に行くのが楽しいと思えること、そして学校では勉強をする場であり、勉強を楽しめるようにするのは、この問題の根本対策になるのではないでしょうか?






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