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給付金申請!お忘れじゃないですか?

 この記事は、障がい児・者を養育される保護者のために、少しでも生活にゆとりや安らぎを持ってほしいと思い、申請することでもらえるお金について書いています。

  • 発達支援のサービスを受けているが、他にも病院にかかったり、薬が必要だったり、どうしても費用がかかる。

  • もっと習い事を受けさせたいが、生活費を切り詰めなければ。

  • 小学生になると、学校に必要な教材も買わなきゃ。

  • こんなにお金がかかるなら、パートに出ようかしら。

 発達に特性をお持ちのお子さんや、生まれつき麻痺のあるお子さんは、病院を受診する回数が、通常のお子さんと比べ多く、月々の医療費だけでも高額になってしまいます。
 また医療機関以外にも、発達支援に関するサービスも併せて受けていると、生活費を圧迫してします・・・ということも。
 子どもの発達も大切、とはいえ、やはり生活も大切です。そこで県や市に申請することで、定期的にお金が頂けることがあります。当てはまる場合には申請してみてはいかがでしょうか?

障害児福祉手当

 日常生活において、常時の介護を必要とする在宅の方で、重度の障がいがあり、20歳未満の方に対する手当です。
金額 月額14,850円

重症心身障がい者医療費の助成

 重度の障がいをお持ちの方に、医療を受けた場合、医療費の全額または3分の2を助成する制度。事前に認定申請を行い、認定された方には随時、申請に応じて医療費を助成されます。

児童手当

 児童を養育している親に支給することにより、家庭等における生活の安定と、子どもの健やかな成長が目的です。
金額 15,000円(0〜3歳未満)
   10,000円(3歳~小学校修了前、第1、2子)
   15,000円(3歳~小学校修了前、第3子以降)
   10,000円(中学生以降)

特別児童扶養手当

 知的、精神または身体障がい(内部障がいを含む)等があり、20歳未満の児童に、児童の福祉を図ることを目的として、手当を支給されます。
金額 52,400円(1級) 34,900円(2級)

特別障がい者手当

 日常生活で、常時特別な介護を必要とする在宅の方で極めて重度の障害があり、20歳以上の方に対する手当。
金額 月額27,300円

特別障がい給付金

 国民年金の任意加入期間に任意加入していなかったために、障害基礎年金等の受給権を有していない障がい者の人が、請求により受けることができる給付金です。
金額 月額52,450円(1級) 月額41,960円(2級)

障がい基礎年金

 病気やけがで障がい者になったときに、一定の条件を満たす人が請求により受けることができる年金。ここでいう障がいとは、障害者手帳の等級ではなく、国民年金法で定められたものになります。
金額 月額81,427円(1級) 月額65,141円(2級)

小児慢性特定疾病医療支援

 特定の病気については治療期間が長く、医療費負担が高額となります。児童の健全育成を目的として、疾病の治療方法の確立と普及、患者家庭の医療費の負担軽減につながるよう、医療費の自己負担分を補助されます。

ひとり親家庭等医療費助成制度

 ひとり親家庭等の方に、医療費の一部を助成し、ひとり親家庭等の方の保健の増進や福祉の向上を目的としています。

自立支援医療費

 身体に障がいのある児童で、その障がいを除去又は軽減し生活能力を得るための治療を、指定医療機関で受ける場合、その治療に要する医療の給付を行います。原則、医療費の1割負担になります。

子ども医療費助成(ひまわりカード)

 乳幼児及び児童の健康の保持と健全な育成を図るためお子様の医療費を助成されます。

まとめ

 お子さんのことを考えると、必要な医療や支援を受けながら生活していく必要があり、どうしてもお金が必要になります。
 役場の助成や手当はできるだけ受ける事で、少しでも家計の負担が軽減でき、生活にゆとりができるかもしれませんね。またそのことで、心にもゆとりができ、お子さんと気持ちよく接する時間が確保できるかもしれません。

 助成や手当と言われるものは、現金として支払われるものや、全額支払った後に申請することで戻ってくる償還払い、年金制度など様々です。制度の中で出てくる『障がい』という言葉の捉え方も違いがあります。
 ここに記載しているものは、熊本県や熊本市に関する情報です。詳しくはホームページをしっかり確認して頂き、また役場の担当課にお尋ねください。

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