帰り水一時湖
秋吉台上には自然の湖はありませんが一日に100ミリもの雨が降ると帰り水の排水能力を超えて湖が出現することがあります。
まもなく消えるので一時湖と呼ばれています。
ヘッド写真の一時湖は2020年9月12日未明の140ミリの降水によるものです。
上の写真は2013年8月31日のものです。
降水量によるのでまったく出現しない年もあります。
これは2018年7月7日のもので水位で形状が変わります。
森の反対側にも広がるので直径100メートル程度にはなりそうです。
近寄ると普通の池と変わらないように見えますが南斜面からの流入の滝音がうるさいです。
北斜面は滝音がしないのが特徴で、帰り水自体が北斜面からの流入によるもので南斜面から排水されます。
通常は見ない幻の滝ですが一か所だけではなく数か所から滝音が聞こえてます。
数日も降り続くことはないのでこの一時湖も正味一日ほどで消えてしまいます。
2020年は山焼き後の3月10日の88.5ミリの降水でも発生しました。
上は2021年8月14日の200ミリ級の豪雨の一時湖で差し渡し150メートルは最大級です。
翌15日も下のように観察されました。
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