景清洞
観光洞概要
景清穴とも呼ばれる山口県美祢市の観光鍾乳洞で一般の入場料は景清洞単独、大正洞との両洞観覧と更に秋芳洞を加えたものがあります。
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景清洞には三百円追加の洞窟探検特別観覧というコースが用意されておりヘルメット、ライト、長靴を貸してもらえます。
事務所は洞の入り口にあり元旦から年中無休ですが大雨で閉鎖になることがあります。
急ぎでなければ探検コースをお勧めしますが用意される装備は写真撮影に向いていませんのでヘッドキャップやハンドライトは自前がよさそうです。
何なら貸してもらえる長靴よりブーツも自前がいいですが乾季以外は泥にまみれそうです。
一般観光コースは700メートルで照明と舗装が完備されており秋吉台三洞の内で唯一ラストまで車椅子でも入れます。
探検コースは400メートルあり照明や舗装はなく、一部の天井は低く、ぬかるむ場所もあります。
一般観光コース
事務所のすぐ先から有料ゾーンですがゲート自体は入り口の生目八幡、生目の滝の先にあります。
最初から支洞があったり、天井も高く横幅も広い意外な巨大空間があったりと驚きます。
基本的に川底と同じで遊歩道が単調になりがちなので可能なところには階段を設けたりして立体的な見方を提供しています。
新鮮な二次生成物はほとんどないですが、大きなものはあります。
名前が付いたものは20か所を超えます。
巨大空間の幅はそのままで天井が徐々に低くなると一般観光コースは終了で舗装も終わり、照明も終わります。
探検コース
一般観光コースのおわりから探検コースは始まります。
おすすめは雨が少ない冬で、梅雨や台風の大雨の後は洞窟内も水が増えて入れなくなります。
探検コースは洞の幅は広いのですが天井が極端に低い場所があります。
身長によっては手をついたり、膝を使ったりしますのでアウトドアの装備が望ましいです。
探検コースは昭和に土砂を搬出して整備したもので乾季には反対側の三角田まで抜けていたそうですが現在はまた土砂が詰まって三角田には抜けられないようです。
わかりやすい支洞が2か所あり、手前のものがカゴ穴で中に入れコンパクトなので撮影スポットとして人気です。
もう一か所は泥穴ですが乾季でも足元がぬかるむので進入禁止です。
雨乞いにも使われ暗闇の中に江戸時代の祈願文が残っていたり、面白い形の二次生成物も見ることができます。
探検コースの最後は看板で終わりでその先は天井が低くなり泥に埋もれています。
三角田洞
景清洞は吐出側を観光しますが反対側の吸込み側にも穴があり、区別する場合には三角田洞と呼称します。
こちらは一般非公開で格子で常時閉鎖されています。
観光化が進められていたころには浚渫して景清洞とつないでいたようですが現在は再び埋まっていますので探検コースから誤って三角田洞に抜けることはありません。
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