仏教は心さわやかに生きる宗教(唯識に学ぶ002)
仏教は、心さわやかに生きる宗教である。という表現が素敵な表現ですね。
捉われない生き方といいかえることもできるでしょうか。今、やるべきことを淡々と果たしていく。
想像すると、カッコイイなぁと思いますが、実践となるとなかなかうまくいかないものです。捉われを無くそうと思えば思うほど、さらに捉われてしまいます。
捉われるのは仕方がないこと。だから、捉われないようにするのではなく、捉われても後にひかないことが大切です。
といっても、感情が邪魔をしますから、すんなりと切り替えられないものですね。そもそも捉われていることに気が付かないと、解決できないというのもあります。
心さわやかに生きようと思うと、自分自身のことを良く知らなくてはなりません。そして、自分自身を知るということをいろんな角度からアプローチしているのが、仏教なんだと思います。
人生の主体は自分にある。自分の人生に責任と誇りを持って、やるべきことを淡々と果たしていく。結果に対して執着しない。それが、さわやかな生き方なんじゃないかなと思ったり。
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