<心>の複雑さ−能変性(唯識に学ぶ008)
僕たちは神社やお寺などで祈ります。この祈りが僕たちの普段の行いに知らず知らずのうちに影響を与えています。
祈りとは自分の意を宣ること。私は社会にこのように貢献していくという宣言。志や願いと言い換えることもできます。
「一発菩提心百千万八発するなり」という道元禅師の言葉があるように「発心(志を立てる、願を立てる)」の重要性を説かれています。
この発心(祈り)が、社会に役立つ利己的な自分へと変化させ、感覚や行動までも変わっていくのですね。
思い無くして行動はないし、行動なくして思いは続かないものです。
日々、発心と実践の繰り返すことで、思いと行動が一致してくるのでしょうね。祈りがとても大切なことだというのを学びました。
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