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「『奈良の変』7・8奈良テロ事件、嘘と真実」を読みました。

 高田純さんの「奈良の変」は、ずいぶん前に買っておいたのですが、やっと少し時間ができたので、読んでみました。
 色々の分析と証言を、これでもか、これでもかと集めて、安倍元総理の暗殺の新犯人は、山上以外にいるという事を追及した素晴らしい本です。


 安倍元総理が7月8日に暗殺され、誰もが、その暗殺の経緯と、殺人犯の特定を望んでいたにも関わらす、警察の捜査は進まず、政治家も真相の解明に積極的に取り組まないで、むしろ避けているようで、安倍元総理の無念はいかばかりかと思うのです。

 私たち素人でさえ、山上のあんな手製の散弾銃の玉が、安倍元総理の首元を狙い、死亡させられるはずもないと思うのに、どうしてか、警察の捜査はずさんそのもので、検証さえしないで、むしろ、怪しく偽装しているのではないかと思われるのに、山上単独犯説で決着をつけようとしています。
 そして、それは、安倍元総理を著しく貶めようとしています。
 日本が誇り、世界が最大級の賛美を贈った偉大な安倍元総理の実績をことごとく消し去ろうとしています。

 背後に、怪しい組織の暗躍があるのだろうか、ある県のある政党の今の政府の、国家を上げての怪しい組織への忖度があるのだろうか。
 なぜに、警察も政府も、こんな重大な暗殺事件をうやむやにしようするのだろうか。今のこの時に、この重大問題に声も上げない政治家たち、マスコミたち、同じ罪を犯しているのですよね。
 一体、この国は、どの方向に向かい、どんな国になろうとしているのか、誰が、どのような目論みで行動しているのか、暗澹とした思いにならざるを得ないのです。

 この本は、貴重な分析と証言が満載で、どのページを読んでも、今回の警察の捜査が、疑惑だらけで怪しすぎて、論理的結論からずれまくっていることが分かります。是非読んでほしいと思います。
 それに、第二版はもっと写真が明確だと言うので、さらにいい本になっているという事です。

 今回、簡単にでも内容を書こうと思っていたら、ちょうど、こんな記事が友人から送られてきたので、そして、これは、すごく良くまとまって分かりやすいので、下の記事を読んでいただくのがいいと思います。


安倍元総理の無念が晴らされることを、心からお祈り申し上げます。

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