見出し画像

朝日新聞が報道した「平和よみがえる南京」の写真特集。⑦(日本軍による虐殺などなかった証明)を紹介します。


五回にわたる写真特集
 
 朝日新聞が急角度に中国寄りの醜態を演じはじ め、「親中反日」「親ソ反米」の新聞に偏向したの は、昭和四十年代以降のことであるが、それまで の朝日新聞は、戦前・戦中から終戦直後にかけて、 日本を代表するクオリティー・ペーパーとしての 品位を持つ新聞として、発行部数も首位にあった。

 その朝日は、占領直後の南京の情景をどのように 描写し、どのように報道してきたか。そこには日 本軍の中国人に対する殺害、暴行、放火、強姦と いった巷間伝えられるようないまわしい情景はひ とつもない。

 それどころか、逆に、日本軍が中国 軍民、ことに婦人や子供をいたわっている情況が 如実に写真にうつされ、文章で報ぜられている。 それも二度や三度ではなく、あらゆる角度から 活写されているのである。
 
 南京占領は、昭和十二年十二月十三日であるが、それから翌年の正月十三日までわずか一カ月の間 に、朝日新聞はじつに五回にわたって写真特集を 組んでいる。しかも、別掲のごとく、新聞半頁大 のスペースに四枚ないし五枚一組の特集である。 そのうえ、占領下の南京の情況をレポートした文 章は数回におよんでいる。

 私は当時の読売新聞、 東京新聞(現在の毎日新聞)の三紙全部のコピー をとったが、朝日がいちばんくわしく、写真の枚数もダントツである。
 
 ここで留意すべきことは、東京裁判およびそれ以降の朝日や毎日がはやしたてた、南京で大虐殺 を見たとする証言や記録等は後期史料または戦後 史料と呼ばれでいるが、信憑性はほとんどゼロである。私は全然信用していない。

 ここに紹介する 朝日の五組の組写真やレポートは前期史料であり、完全なる第一級史料である。裁判で言えば目 撃者の証言と、証言としての価値さえ認められな い伝聞との違いである。
 
 長崎や大阪その他全国各都市で建設中の歴史資料館等に展示する写真は、撮影場所・日時・撮影者氏名等明らかな、この朝日新聞の特集記事こそ展示すべきである。

 
 
朝日新聞が報道した『平和甦る南京』の写真特集
             著者:田中正明  ( p、13~14 )

    ※ 深田先生から本の紹介の了解を得ています。
              ※ 次回から、その朝日の写真資料を載せたいと思います。
      ご期待くださいませ。



 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?