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写真は「体験」

こんにちは。
秋山です。

いきなりなんですが、
僕がこれまでずっと思っていることなんですが、
写真って「体験」なんですよね。

「え、いきなりなに?」

と思ったと思いますが、
今回は僕が思う「しゃしん」というものについて
書こうと思います。

あなたは写真を撮る時ってありますか?
今はスマホで簡単に写真が撮れるので
よく写真を撮る人も多いかもしれません。

他にもちゃんとしたミラーレス一眼を持って
どこかに写真を撮りに出かける人もいるかも知れません。

この「写真を撮る」という一連の時間が
ひとつの「体験」なんです。

それは時間的には数秒かもしれませんし、
しっかり撮る人は1時間かもしれません、
時間は違いますが、写真を撮っている時間は
特別な時間なんです。

無意識でどう撮ろうか考えて、
カメラを向けて、
アングルを決めて、
シャーッターを切る。

そして、できた写真を見る。
この流れってとても特別な時間だと思います。

自分の感性を総動員して、
目の前にあるものを切り取る。

この体験をより深く、濃くしていくことで、
自分の視点や価値観、好みが影響を受けてくるのです。

僕はそれがとても心地よくて、
他の人にも同じように体験してほしいんです。

今、こうやって会社員を辞めて、
クリエーターとして活動しているのも
この体験を伝えるための第1歩だったんだと
思ってきたんです。


以前僕が、新卒の採用試験に提出するエントリーシートに
「私は、写真を通して
世の中の人の感性に少しでも
影響を与えられるような仕事をしたいです」
というようなことを書きました。

でも、入社して13年間やってみて、
本当にやりたいこととは少し違うと思い、
辞めてクリエーターになりました。

でも、辞めた時はそれが明確には見えていませんでした。
だから、もやもやしていたんだと思います。


ここ最近自分と向き合うことを意識的にやって来ました。

「本当にやりたいこととはなんなのか?」
「自分という人間はどういう人なのか?」
「これからどういう道を進みたいのか?」

自由な選択肢が与えられておかげで、
ちゃんと軸を作っていかないとぶれてしまうなと思いまして。

自分と向き合うって結構たいへんというか、
きつい作業です。

嫌な部分もしっかり見つめないといけないからです。

でも、ふと僕がやりたいことって
こういうことだったんだなと言うことが
ふっと思い出して、
しっくり来て「これだ!」と思うことができました。

僕は写真を通じて、色んな人に体験をしてもらいたいんです!


心の底から、「綺麗!」とか「かわいい!」とか「美しい!」
「楽しい!」とか「カッコイイ!」というような感情を
写真で表現して心の中に残しておく。
自分の表現が、イメージに近かったり、
思い出を思い起こさせるようないい写真だったり、
その体験を積み重ねていくことで、
気がついたら視線や、好みが変わっていったり、
昔はこんなこと言わなかったんだよねとか
昔はこんなものに興味持ってなかったんだよねとか
心がどんどん豊かになっていく体験をしてほしいんです。

「写真は体験」これを是非頭の片隅に置いといてもらえると
とても嬉しいです。

それではまた。


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