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「MANAM」DVDざっくり感想(ネタバレ有り)

アッキネーニ家プロディース、親子3代共演映画。
つまりナグ様がお父さんと息子さんと共演した作品。
これ教えていただいて真っ先に気になった映画でした。
ヒンディ版が公式であがっていたんだけど、DVDでちゃんと手元に欲しくて通販しました。

見た事ない人は、このネタバレ読む前に、ヒンディ版でいいので作品みてください。リンク貼っておきます。



顔が似ているのに他人の役で共演だなんてと思われがちなところをあえて逆手にとった「両親を早くに失くした男性が、若い頃の両親にそっくりな人たちに出会ってああだこうだある映画」という話に。
全員が主人公みたいなもんですが、感想かくために一応、ナグ様が主人公って視点でネタバレ有りの感想かきます。

まずは
ナグ様のお父さんの役名がチャイタニヤ、
ナグ様の役名がナゲシュワラ・(ビットゥ)・ラオ、
息子さんの役名がナーガルジュナ、
キャラ名入れ子にしているから紛らわしい(苦笑)。
あらすじはwikiリンク貼っておきます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Manam_(film)

両親が幼い頃不仲で、6歳の頃に両親を交通事故で失ったナゲシュワラ・ラオこと通称ビットゥ。彼は実業家として成功する。
ある日偶然飛行機で隣の席になった青年が、若き頃の父にそっくりで、彼が寝ている間にこっそりツーショット自撮りをしようと思ったら、変態おやじ扱いされるという出だし。
なんやかんやあって、その父親にそっくりな青年ナーガルジュナのピンチを度々救う事で仲良くなる(利用されているだけ?)ビットゥ。そして今度は街中で、母親そっくりのとも知り合う。
というか、父親そっくりの人とであったのだから、母親そっくりさんもいるだろうと街中を探し回るシーンで、しれっとナグ様の奥様のアマラさんも映っているのね。総出演じゃん。
そしてお母さんそっくりのプリヤとも遭遇し、なぜか彼女の方が「あなたにあったことがある気がする」と近づいてくる。これ女性を追いまわすと厄介でそこに尺を割けないからの演出なんだろうけれど、おかげでプリヤが割とぶっ飛んだ女性キャラになったな。
そのプリヤが病院に運ばれたってところで、ビットゥが電話する相手……突然のアミターブ・バッチャン氏登場でちょっと笑っちゃった。どうりでDVDの特典映像のところに名前があるわけだ。でも電話での会話だけで別撮りだから、一緒に撮影したわけじゃないだろうし。同じ画面に居るところ見たかったな。
1時間くらい過ぎたあたりで、今度はビットゥに出会いが。
倒れている老人を助けるため巻き込まれた女医さんにときめくビットゥ。その老人チャイタニヤがナグ様のお父様。
ここでもう一つの奇跡。
チャイタニヤの両親も、幼い頃に交通事故でなくなっていて、その両親にそっくりなのがビットゥと女医さんという。
ビットゥの両親が亡くなった日も、チャイタニヤの両親が亡くなった日も、同じ2月14日という。
ビットゥの両親と違い、チャイタニヤの両親は仲睦まじい状態で交通事故で亡くなった。
だからこっちは転生?した二人が、面識なくてもひかれあったのかな。(転生かどうかは判らないけれど、多分そういうこと)
いや本当、ナグ様の眼差しも、お父さんの眼差しもそっくりだなぁ……。顔立ちの話だけじゃなくて。
(ちなみDVDはもちろん英語字幕なので、理解するために現在つべで上がっているヒンディ版を自動翻訳で日本語訳にして、補助にして同時再生しましたが、DVDだとソングシーンあるけれど、公式アップのヒンディ版は歌のところカットなので、ところどころないシーンが)

で、まさかのプリヤ、本当にお母さんの転生だったという。
そしてビットゥが同居している青年が、転生前の旦那と同じ顔でショックを受けて、同じ歴史を繰り返したくなくて、彼を避けるけれど、
まさかのこっちも旦那の転生体だったっていう。
互いに転生前の記憶を取り戻したっていう。
都合よすぎる、だがそれがいい。

二組のカップルが誕生した後の、まさかの歴史は繰り返す展開……?
皆が同じ日の同じ時間(年は違う)に、同じ場所で交通事故にあうっていうホラーじゃんね、これ。
……からの歴史回避。

いやいやいや最後の……ちょっと!
そこで次男登場は笑うのよ……。
二組のカップル救ったバイクの男性の名前、アキル……。
見事すぎるアッキネーニ家総出演映画でした。

で、DVDラストにメッセージが。
映画公開時はお父さんご存命だったけれど、その後亡くなったんだよね……。
王道だけど、愛に溢れた映画だった。
リアル祖父と孫が共に、父親を救う話と思うと更にぐっとくる。

映画ではカットされたシーン、つべに上がっていたけれど、ちゃんとDVDに入っていた、良かった……。