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「Nirnayam」「Nuvvu Vastavani」をDVD鑑賞(ネタバレ配慮なし)



ナーガルジュナ・アッキネーニ氏(以下、ナグ様)のファンになってまだ数か月。
ファン歴浅いので、追い切れていないのですが彼の主演作はいくつかYoutubeでちゃんと公式で配信されている過去作もあります。
まぁ最近のは有料配信サイトでどうぞって感じなのでおいおい探すとして。たまに無断転載のがあるのでそういうのはスルーで。
とはいえ、いつ配信終了するか判らないし、そもそも「形」として欲しい人間なので、生まれて初めてGoogle翻訳のお世話になりながら、DVDを海外通販しました。

Nirnayamのざっくり感想


ということで、まずは「Nirnayam」を鑑賞。
英語字幕もついていないので、Wikipediaのお世話になりながら鑑賞。
あらすじは下記を日本語翻訳してどうぞ。
Nirnayam (1991 film) - Wikipedia

1991年公開。今の奥さん、アマラさんと結婚後の共演作。
いやはや覚悟はしていたけれど、この頃の主人公像、だいたいが「強引に押し通せば、ヒロインは惚れてくれる」展開。まぁその辺りはもうツッコミせず。ナグ様演じる主人公は警官、とある犯罪者の娘を監視する役を命じられ、その娘であるヒロインに惚れて……ってやつ。
冒頭、いきなり親子連れが交通量多い道路の真ん中で襲われて、奥さんが辱められた上に死んじゃうという胸糞展開があって、これが伏線かと思いきや、出てくる悪党の悪党っぷりをただ観客に手っ取り早く見せつけるってだけの演出だった。うわぁ。てっきりこの生き残った子供があとから出てくるのかと思ったよ。
で、最終的に警察やめて主人公はヒロインの味方になって、悪党倒す展開なんだけど、そこにいく流れまで、ただひたすらヒロイン惚れて、迫りまくる主人公のターンがほぼ前半全て。復讐劇の部分が後半以降で急展開。さすがに前半のコメディ長すぎないか?
あとヒロインが務める会社の取引先の人が、なんか後で実は……みたいな展開になるかと思ったら、伏線じゃなかったし。
とりあえず、前半はアマラさんとナグ様のきゃっきゃうふふ(8割くらいは主人公のただの妄想ソング)を「可愛いな」くらいの気持ちでゆるく見るくらいが丁度よい。
後半出てくるヒロインのお父さんが滅茶苦茶格好良い。
ただ……つ、辛い最後……。

鑑賞ポイントは前半のソングシーンで、ナグ様が眼鏡スーツのコスプレ披露するところ。英国風街並み?展開とか。まぁ妄想ソングなので。

主人公の警官仲間の眼鏡くんがひたすら可哀想。報われない。
あと主人公が動くと、だいたい周りが被害こうむる。
普通にかかわりたくない主人公像である(笑)。

後半の復讐ターンを堪能すべき作品。
公開当時、ナグ様32歳くらいかな。ちょっと幼い感じが残っている。
DVDの外パケに載っているのがどう見てもスカートは居ているなぁと思ったけれど、本当に本編で女性もの洋服かりて逃げるシーンあった。

Nuvvu Vastavaniざっくり感想

次は2000年公開「Nuvvu Vastavani」を鑑賞。公開当時41歳か。
顔立ちも今に近くなってきたなぁとか思ったり。
主人公が列車に乗り込んで若者たちと会話するうちに、回想シーンに。

https://en.wikipedia.org/wiki/Nuvvu_Vastavani

歌手の主人公の歌声を遠くで聞いたヒロインが、その歌に惚れるんだけど、歌い手を知らないままで。
一方、主人公はヒロインの前では不幸が重なって、乱暴者で酷い人と誤解され、勝手に嫌われてしまうという。
しかも自分が原因でヒロインは失明してしまうという。
ところで、主人公の音楽仲間?友達?の中に、おねえっぽい感じの男性がいるんですが、結構科白あってきっとロマンスぽいこと言っているんだろうなって思うものの、字幕ないから何いっているのか不明で。男性用肌着の上に、シースルーのシャツきるところがやたら目立って、他の人が目に入ってこないっていう。
中盤、街のならずものぽい人たちが、報復に来たのかと思いきや、突然良いキャラになっていて、きっと誤解で争ったんだろうけれど、会話が判らないから、なんだこの展開ってなった。まぁ良い人で良かったよ。
戦うシーンはいつものナグ様なんだけど、始終静かなしゃべりのナグ様という珍しい美味しい演出。叫んでいるよりいいや。
あとここまで誤解に誤解を重ねて可哀想な主人公も珍しい。奥さんのサリーがずれてブラの肩紐が見えちゃっているの気付いて、自分は触れないから直してあげられなくて、もだもだしているとか、どんなウブなキャラだよ。
だいたいスター映画、ご都合展開だから、最初からモテまくるとかのイメージ。
ソングシーン中盤で、ヒロインには主人公は見えてないから、完全に妄想ソングなんだけど、イメージ演出で、ナグ様が無駄に脱いでいたり(無駄とか言っちゃいけない)シースルー着て居たり、お得シーンあり。
それにしてもソングシーン、どうしてもヤクザのボスみたいなビジュアルで、そんなエモい曲なんて、ギャップが凄いすぎる。
ソングシーンで衣装替えが沢山あっていい。
アップのシーンで、ナグ様が左耳だけピアスしているのも確認。
ヒロイン目が見えないまま、主人公と結婚すんのか?
これ見えないままの方が幸せなやつ……。

最終的に手術で見えるようになったら案の定、顔みただけで誤解して主人公を逮捕するようにいうヒロイン。
最後までついていない主人公。最終的に誤解溶けるんだけど。
最終的に歌声で、嫌っている相手=自分の旦那だと気付くっていう。
いやそれにしても、ヒロイン、そこまで嫌う?っていうくらい温度差凄いんだわ。そりゃ主人公も言い出せないよな。
ある意味、追いつめられて不幸になるキャラのナグ様をひたすら見る映画だった。
それにしても、DVD、画質あまり良くなかったな。途中、画面の端が白くなったり。まぁでもYoutubeで途中で止めるのが大変な配信版より、好きなところで止めて見られるから買って良かった。

あと3本みるぞ。