無双化した嫁さんの記録③〜日本の夏、ビチョビチョの夏〜

我が家は2020年3月に引っ越しをした。

半年も経たないうちに僕は2度目の引っ越しをする事になる。

以前書かせていただいたが、

既に食器類の分別法が制定されてる中で、

大きな動きが出たのはこの確かこの頃だ、、。


夫私物隔離法 (2020年夏 制定)


僕が外で身につける・持ち歩くもの玄関にある「納戸」に引っ越しすることになった。

シャツ、ズボンを始め外気に触れる衣服全て、マスク、メガネ、財布、定期入れ、カバン、カバンの中身(オフィスというのは外気)。

つまり、僕が社会という「戦場」で身に纏う武器は、玄関から先の「安息の地」には一切入れてくれるなという法律であった。

僕は「そうか。武士も馬は家と別の所に預けるというし、理にかなってるな。」という曲がりくねった正論を頭にねじ込んだ。

ただ、武士たるもの、「刀(iphone)」は肌身離さず持ち歩がなければいけない。恐れながらに嫁さんに聞いてみた。

嫁さんは

「アルコールでビチョビチョにするならいいよ」

と。

、、、。

ひとつもエロくない。むしろ壊れるだろうという恐怖しかない。

ただ、嫁さんはもっと恐怖なので、僕の「刀」は毎日ビチョビチョだ。

こうして、僕の「私物」はほとんど引っ越しすることになった。

この頃の僕はまだ知らない。

その数ヶ月後に3度目の引っ越しがあることを。

嫁は無双化した。


つづく。








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