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「管理不全空き家」についてイラストで表してみました。

「空家等対策の推進に関する特別措置法」の改正法が、12月13日に施行されます。
今回の改正の背景は、現行法では、特定空き家への対策が中心になっているため、現実的に対策するにも解体するしかないような状況が多いことがあると思います。

今回の改正法の目玉は【管理不全空き家】制度です。
「管理不全」と認定された空き家については更地と同じ固定資産税がかかるという事で、税金が約6倍になるというところです。

では、管理不全状態とはどんな状態か?自分の実家は大丈夫かな?近所の空き家は管理不全状態じゃないかな?

という事で管理不全状態をわかりやすくするためにイラストで表してみました。

管理不全空き家

・空き家管理状態・・・雨漏り等もなくリフォームやリノベーションで生まれまわることができる状態。空き家管理とはこの状態を維持することを言います。

・管理不全空き家(新設)・・・放置すれば特定空き家になる状態。
空き家になって草や木の対策や建物の管理をせず概ね5年ほど経過すればこういった状況になることが多いです。
特に雨漏りや蔦などの繁茂があると建物に対する損傷も大きくなります。

・特定空き家・・・代執行による強制的な解体も有り得る状態。
「特定空き家」の定義として
①そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態   
②そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
③適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
④その他周辺の生活環境の保全を図るために放置していることが不適切である状態で、周辺への影響度や危険度、緊急性により代執行で解体もあるレベルです

こちらのイラストは僕が運営している空き家管理舎パートナーズのHPに載せています。

詳細は今後国土交通省から発表されると思いますので随時お知らせしていきますね。

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