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大和ハウスが新住宅ローン 20年後に売却で返済ゼロってどういうこと。

大和ハウスは10月から、戸建て住宅を20年以上保有してから売却すると、借入残高がゼロになる住宅ローンの取り扱いを始める。
先日の日経新聞にこのような記事を見つけて、いったいどういうこと??と思い調べてみました。

大和ハウスのHPによると、一般社団法人移住・住みかえ支援機構、日本住宅ローン株式会社が共同開発した残価設定型住宅ローン「ローンのお守り」の紹介を、全国の新築戸建住宅を検討されるお客さま向けに開始するという事で、車でよくある残価設定型ローンで家を買うという事のようです。

背景には国土交通省による住生活基本計画、「ライフスタイルに合わせた柔軟な住み替えを可能とする既存住宅流通の活性化」に向けた中古住宅の流通促進もあるようで、大和ハウスの中古住宅販売強化も図ります。

利用者は20~25年後をめどに設定した時期を過ぎると、
①住宅を手放してローンの借入残高をゼロにする
②改めて長期のローンに借り換えて月々の返済額を抑える
③住宅を購入した当初に契約したローンのまま返済を続ける
から選ぶことができます。

ただ、このローンの対象になる物件かどうかは、移住・住みかえ支援機構が判断し、借入額や立地などにより土地や建物の将来価値を算出。この価値が低すぎる物件は対象外となるようで、現実的にはかなり限られた物件しか対象にならないんではないでしょうか?

子育て時代は一軒家に住み、子育てが終わると身軽なライフスタイルを考えている人にはいいかもしれませんが、一般的に広まるかはわかりませんね。

詳細は大和ハウスのサイトのリリースで確認してみてください。

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