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リノベーション物件で受け継がれる歴史と風景~ピアノも猫も喜ぶ家とは?~前篇

こんにちは!子育て広報の三輪です。
先週までは、当社が扱う販売中のリノベーション済み中古物件(ReDesign Home)について加工担当と販売担当者に話を聞いてきました。そこで本日は、当社の物件を購入いただき、実際に住んでいただいている、ゆたかさん・ゆりさんのにお話を伺いましたので、noteにまとめていきたいと思います!
お二人とも、とっても素敵な暮らしをされていて家に対しても非常に愛を持ってくださっているので、お話が盛り上がり今回も前編・後編でお届けしていきます。

取材中、終始楽しそうにお話してくださったおふたり

当社の物件を選んでくださったきっかけ

三輪)さっそくですが、この物件を購入しようと思っていただいた決め手から教えていただけますか?

ゆたかさん)ひとめぼれです!
家を探している時に、空き家買取専科さんのホームページに物件の写真が載っていて、この家を見たんです。その時に、このリビングの欄間の写真が格好よくて、これだ!と直感的に思ったのがきっかけです。
この家と一緒に3軒ほど候補があって、内見に行かせてもらう予定だったんですが、ここを1軒目に見たら、ふたりでここだ!ってなってしまって決めたんです。

HPに掲載していた写真

ゆりさん)最初からリノベーションの物件を探していたわけではなくて、私がピアノ教室をやっているので、グランドピアノが置けて音を出しても問題ない環境で、猫も一緒に暮らせて、それから自然の近くで生活したいな、そんな夢を持っていました。
特に土地も決めていなくて、いい場所があれば県外でもいいかとまで考えていたところ、まさかの藤枝市内に全部の夢が叶う場所があって、これは最高だなと思いました。
ここに決めた理由はもう一つあって、ゆたかさんは自分の料理を振る舞うお店を開くのが昔からの夢で、このうちには倉庫があるのでそこを改装することで、夢が叶いそうだなと思えたんです。

三輪)お二人の希望や夢が叶う場所と気に入っていただけて、非常にうれしいです。ちなみに立地的にはなじみのある場所ですか?

ゆたかさん)以前から藤枝市内には住んでいましたが、このエリアにはあまり来たことがありませんでした。ところがいざ引っ越してみると、友達の実家がここの近くだったり、お隣の家は友達の同級生の家だったり、親戚の家もここから3分の所にあったり・・・・と意外とこの場所に繋がりが多くて驚いています

ゆりさん)私のピアノ教室の生徒さんも、この辺りに住んでいる子が多くて、ここに住むと決めてからそういう繋がりに気付いたのも、何かの縁かなと感じています。

さっそく始まるご近所付き合い

三輪)実際に住み始めてから半年ほどですが、ご近所さんとのお付き合いもすでにあるとおっしゃっていましたが、そのあたりはいかがででしょうか?

ゆりさん)ちょっと意外なんですが、ご近所さんにすごく恵まれてると感じています。いわゆる田舎のご近所付き合いってどういう感じなんだろうって、ちょっと心配としていたんですが、とてもいい感じの関わり方をしてくださっていて、ありがたいです。お野菜をお裾分けしてくれて、気にかけてはくれるけど、ほどよい距離感を保ってくださるので、住みやすいなと感じています。

ゆたかさん)そうだよね。ピアノも歓迎してくれているよね。

ゆりさん)そうなんです。どんどん弾いてくださいと言ってくださったり、演奏会あったら行きますねとか、声をかけてくださって、気さくな優しい方が多いんです。

三輪)素敵な暮らしをされていてよかったです。住み心地はいかがですか?

ピアノも猫も喜ぶ家

ゆりさん)私たちの住み心地はもちろんいいですよ。ちょっと心配していたのがピアノなんです。
前に住んでいた家では、防音室にピアノを置いて、24時間空調をつけて、湿度と温度の管理をあらゆる点で環境を整えていました。お世話になっている調律師さんにも、ピアノは生き物だからとよく言われていました。なので、自然が多くて、湿度や温度が管理できないこういう場所にピアノを置くのはある意味挑戦だったんです。
いざ弾いてみると、弾きながら木の景色が見えたり、開放感がありましたし、弾いていて気持ちがいいんですよ。音も響くので、子どもたちもホールみたいだね!と喜んで弾いてくれてピアノにとっても良い環境だったんです。先日、調律師さんに見てもらったら何もしていないのに調子がいいね!と褒めてくれて、特段手入れはいらないよとお墨付きをいただきました。

木がたくさん使われた家でピアノも喜んでいるそう。

ゆたかさん)猫も性格が変わったみたいなんです。以前は、ピアノのレッスン中は音が気になるのか階段の方で、こっそり様子を見ているようなシャイな子だったんですが、今はピアノの下で演奏を聞いているみたいで。
ここに住み始めてからいろんな変化があるなと日々感じています

撮影中も出てきてくれた猫ちゃん

新築との違い

三輪)新築とは違うんだろうなという点や、リノベーション物件でよかったことや不安だったことってありますか?

ゆたかさん)そうですね、築古の家なので耐震面は心配だったんですが、空き家買取専科さんがきちんと対策してくれているので安心して住めています。
私の父が建築の設計士をやっているのもあって、一緒に図面を見たんです。最初は中古物件に住むと言ったら、住み心地は大丈夫なのか?安全なのか?と心配していた父が、図面を見せたら「こんなに手を加えているのか!」と驚いていたほど、安全性には力を入れてくれているんですよね。

三輪)そうですね。空き家買取専科では、ReDesign Homeというブランドで、耐震補強や瑕疵保険の加入などの保証や、修繕についても多くのチェック項目を作っているので、安全面には力を入れていますよ。

▼ReDesign Homeについてはこちらの記事も。

ゆりさん)私はリノベーションのセンスが本当に素敵だなって思っています。例えば、照明の配置もすごくいいし、廊下や玄関のデザインも素敵で、昔ながらの古くていいところを残しつつも、うまく新しいものと切り替えているのが気に入っているところです。
知り合いで古民家活用のアドバイスをされている方にも、良い家だねって褒めてもらえたこともあって、それも嬉しいんです。

ゆりさん)もし新築に住んでいたら「あ、傷ついた・・・」と思ったり、生活するのにもっと神経質だったかもしれません。でも今は、家を大切にしたい気持ちがある一方で、何かで傷がついてしまってもそれも思い出だなと思うようになりました。

ゆたかさん)この家の修繕前の写真も見させてもらって思ったのは、とてもじゃないけど自分たちだけでは、こんな風にリノベーションすることはできないなと思いました。父が言うには、ここのガラスも貴重なものらしくて、今も大事に残っているのはすごいことなんだって教えてくれたので、そういう昔からのいいところを僕らも大切に引き継いでいきたいと思いますね。

”前に住んでいた人がいる”という感覚について

三輪)新築とは違って、前にここで生活をしていた人がいるというのはどんな感覚ですか?

ゆりさん) 初めてここを見せてもらって玄関に入ったときに、なんとなく安心感があって、私たちはずっとここにいたんじゃないなかという気がしたんです。きっと前に住んでいた方や三輪さんたちが、ここを大切に管理していたんだなというのも感じました。
不思議な言い方になるかもしれないけど「おうちとして慣れてる」というか、約50年もの間、家として建っているからこその包容力や堂々としている感じを受けますよね。
きっと前に住んでいた方とともに、災害や家の中でも色々な困難を乗り越えてきたんだろうなという歴史を想像すると、安心して住んでいけるなと思います。

ゆたかさん)そうそう、家もベテランな感じがするよね。
それに僕は入居した時から、なんとなくこの家は人が集まる場所なんじゃないかなと気がしていて、実際そうなってきているのも面白いんです。
例えば、家の前を通りかかったおじさんが「家の木を切るなら俺が切れるから声かけてね、いつも家の前を通ってるからね」って急に声をかけてきたこともありました。

ゆりさん)そうだよね、この家に昔から関わりのある水道業者の方も声かけてくださって。前の家もよくご存じとのことで、「リノベーションして家が生まれ変わって、本当に良くなったね」と褒めてくださいました。
きっと前に住んでいた方とご近所の方の関係が良くて、その恩恵を私たちも受けているなと心から感じるんです。
この経験は、リノベーション物件ならではの良さだなと思います。

周りからの反響について

三輪)ここまでお話を伺って、結構いろんな方が遊びに来られているんですね。ご家族やご友人などの反響はいかがですか?

ゆりさん)褒められることがとっても多くて嬉しいです。
例えば、最近のエピソードだと、赤ちゃんを連れて遊びに来てくれることが多くて、その時に「この子絶対人の家では寝れないんだよ」って子が、ぐっすり寝ちゃって、びっくり!って言われたことがありました。落ち着く何かがあったんだと思います。

ゆたかさん)どの世代にも受け入れられるというか、好まれているなと感じますよね。自分の同級生がきた時は、昔のおばあちゃん家みたいで懐かしいっていう風に感じるし、子どもたちとかは珍しい感じで楽しいって感じてくれていますね。

ゆりさん)あとは、物作りが好きな知り合いが遊びに来た時に、家の造りを見て「この柱がいい」とか「この縁側の木がいい」とか「この素材は船に使うものなのに、ここに使っているなんてすごいね!」と言われたり。私たちが選んで建てたわけではないのですが、家を褒めてくれるので、すごい嬉しいですよね。


後篇へ続く・・・・・

物件への一目惚れから始まり、猫ちゃんやピアノとも相性がいいとお話してくださったおふたり。たくさんのお褒めの言葉をいただいて嬉しいのはもちろん、ふたりの暮らしぶりが素敵で、お話を聞いていてとても楽しい時間でした。
後篇では、
・空き家買取専科の対応はどうだったのか?
・おうちでイベントを開いている!?
・今後、家でやってみたいこととは?
についてまとめていきたいと思います。

後篇もお楽しみに~!

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