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ひとり起業向け「10人の専門家議論チャットボット」作ってみたら、すごかった

「来週締切で、応募書類作成して欲しいんだけど…」

ライターという職業柄、
文章なら「なんでも書ける」と
思われる節がある。

事業概要は書けても事業計画
書いたことないんだけど…

と悩んでいたら、この記事のことを
思い出した。
タッタラ〜🎵

孫正義のプロンプト〜

これは、ソフトバンクの孫正義氏が
事業開発の議論をAIにさせるための指示文。

孫さんは、事業においての
財務、開発、とか、マーケとかいろいろを
AIに学習させたあと、それぞれのAI専門家同士を
チャット上で議論をさせているそうです。

なんて賢すぎる…

そんな芸当は、プログラマーとか
頭賢い人しかできんもの、と
思い込んでいました。

が、今はChatGPTで誰でも
チャットボットが作れる時代。

↑のnoteに掲載されている
プロンプトをコピペするだけで
私もAI専門家たちを
議論させられるのです!

私はこれで2時間程度で
応募書類を作成。

さらにこの書類をもとにした
ディスカッションは
スムーズに進みました。

ということで、作った過程とともに
出力精度もお見せしちゃいます。

プロンプトに入力したこと

上記のnoteでは、さまざまな方向から
ひとり起業家が事業開発できるように
プロンプトを紹介してくれています。

正直、
オズボーンってなに?
SCAMPER法ってなに?
TAM/SAM/SOMとは?

と思い、自作ボットには入れてません。

自分が扱えるように
シンプルにしようと思い
以下の手順でプロンプトを
入力しました。

1.「専門家を提案してくれるプロンプト」で
 専門家を抽出。

どんな専門家が必要なのかって
いきなり言われても
正直わかんないですよね?

そこで、ChatGPTに専門家を
提案してもらっちゃいましょう。

しかし、ここにそのままプロンプトを
コピペすると盗作になりかねません…

こちらのURLから
「専門家を提案してくれるプロンプト」を
探してください。
https://note.com/yo4shi80/n/n86829c3b9e78

すでに分野が決まっている人であれば
その分野にフォーカスした専門家も
提案してもらうとよいですね。

ちなみに私は分野を定めずに
出力してもらったら、すごい専門家
(しかも汎用性ある)が出てきました。

1. 超有名VC
2. テクノロジースタートアップの創業者
3.シリコンバレーの連続起業家
4.金融業界のエキスパート
5.国際マーケティングのスペシャリスト
6.EコマースプラットフォームのCEO
7.サステナビリティコンサルタント
8.グローバル人材マネジメントのプロフェッショナル
9. ヘルスケア業界のベンチャーキャピタリスト
10. デジタルイノベーションのリーダー

最強すぎるドリームチーム…

2.必要なプロンプトを貼り付け

①「前提条件:まず初めにGPTに指示するもの」
②上記の専門家
③「専門家を全員集めて議論させる」
のプロンプトをInstructionに貼り付け

①と③も以下のnote記事に記載されています。
https://note.com/yo4shi80/n/n86829c3b9e78

私のGPTはこんな感じです。

noteに書かれてあるプロンプトは
専門家だけで話し合いをした
結論が出力されます。

私は、ディスカッションの過程も
知りたかったので、

「専門家同士の話し合いからゴールに合意するまでの、一連のディスカッションの内容を全て出力してから、結論を出します。」

とプロンプトに付け加えています。

こうすると、それぞれの専門家が
問題点や懸念点を提示してくれるので
結論にいたった背景もわかります。

…本当は、AI同士のリアルな
議論のやりとりを見てみたいのですが
そこまでは指示ができませんでした。

どなたかご存知であれば教えてください。

あとはお好みで
「収益性の議論を行う」のプロンプトも
おすすめです。

先述の専門家に加えて
財務・収支計算のプロも
議論に参加する指示がされています。

想定売り上げや、原価、利益率などを
まとめてくれます。

で、できあがったのが、これ↓

どんな感じで出力された?

応募書類を書くレベルのことは
かなりいい感じに仕上げてくれました。

マークダウン形式出力の指示が入ってます。
「文章で書いて」と指示すれば、文章出力も可能です。

とはいえ、
事業計画をガチで作るには
「専門家集団」のボットレベルでは難しそう。

孫さんレベルにいくには
もっと個別具体的な内容を
プロンプトに入力しないとですね。

しかし、事業計画の素人が
ざっくり事業の方向性を知るのには
今後も使えるレベルだと感じています。

あと、痛感したのは自分の質問力

的を得た質問ができれば
もっと高レベルな答えが
返ってくるはずなんですがね…

自分のレベルアップも必要です。

まとめ

「孫正義のプロンプト」は使えます!

note記事の執筆者のyo4shi80さんに感謝。

起業したい人や起業したばかりの人は
このプロンプトを使って、自分専用の
専門家集団を作ってみてはいかがでしょう?

事業をやる上でやるべきことや
必要なアイデアを、必要な時に
パソコン上で壁打ちできますから。

そこで出力された結果をもとにして
他の人とディスカッションすると
アウトプットの質もめちゃ上がります。
(経験済み)

私も事業が固まってきたら、もう少し
業界や専門性を自分寄りにした
ボットに変えていくつもりです。

※こちらは有料版のChatGPTの使い方の記事です。

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