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△の会 #4|ゲスト:和田 夏実 (手話通訳士) 6/18(木)20:00〜|

アートプロデューサーの林曉甫、編集者・キュレーターの塚田有那、そして編集者の桜井祐の3人でスタートした「△(サンカク)の会」。4回目のゲストは手話通訳士の和田 夏実さんです。

△の会 #4 |ゲスト:和田 夏実 (手話通訳士)
https://youtu.be/3M4w8Vphsgo

今回お招きする和田さんとは、僕はまだ一度もお会いしたことがありません。本人の存在を知り、この人とぜひ話をしたいと思い塚田と桜井にメッセージしたところ、塚田から「今向かいに座ってる」と即レスが入りその場で登壇を引き受けて頂きました。後から聞いたら桜井も知り合いだということで、世界の狭さを強く感じます。

手話通訳士として活躍している和田さんには、もちろんご本人の専門領域である手話そのものについて伺いたいと思っていますが、個人的な関心としては言葉と手話、それぞれの手段でコミュニケーションを取ったときに、同じ内容であっても浮かび上がるイメージはそれぞれどう違うのかということに関心があります。

コロナ禍によってオンラインでのコミュニケーションは爆発的に増えましたが、やはりそれはオフラインでのコミュニケーションを置き換えるものではなく、全く違うものです。場所や時間を超えてコミュニケーションが取れる利便性がある反面、コミュニケーションから失われたものも多い。その一つに他者を感じる気配があると思っています。気配が失われる、またはスクリーン上に表示される形に変化したことで、身体を使った手話というコミュニケーションの中身や、そこから受ける印象はどのように変化しているのかということも伺ってみたいポイントです。

立ち上げ当初から△の会は、コロナ禍を経た私達が新たな表現/行動をつくりだすの思考と実践に繋がるアイディアを育む場でありたいと、考えています。私達一人ひとりが違い、完全にわかり会えることなどないからこそ、少しでも他者を理解したい。言葉と手話という違いから、世界がいかにたくさんあるのか、そしてそれはどのように出会うことができるのかということを探していければと思います。

どうぞお見逃しなく◎

△の会 #4 |ゲスト:和田 夏実 (手話通訳士)
https://youtu.be/3M4w8Vphsgo

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