見出し画像

「裸」(詩)

裸になる

汗をしたたらせ
夏を語る

はだかは鳴る

一音も世界は逃がさず
闇は見張る

裸を灯す

少ない重なりを
肺に呼び込む

終われませ
終わりのせ

裸は在る

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?